ネガティブな感情である、「怒り」を誰かにぶつけたり、「非難する」ことは、結局自分に還ってきます。
分離体験真っ最中の人の場合は、分離体験を十分に味わえるように、還ってくるのがしばらく先だったり、来世だったりするのですが、スピリチュアルを学んで行けばいくほど、還ってくるのがどんどん早くなってきます。
特に、2012年の冬至からは、統合的なエネルギーが高まっていくので、そういったことがはっきりと表れるようになります。
スピリチュアルという統合体験への道は、ワンネスでもあるので、自分は相手、相手は自分であるということです。つまり、ネガティブな感情を誰かにぶつけると、速やかに自分に還ってきます。還ってくるときは、別の表現になることもあります。
ネガティブな感情というのは、分離体験の中で経験するもので、統合体験では必要がない感情になります。
ときおり、「ネガティブな感情がなくなると、人ではないように思える」という意見がありますが、確かに分離体験している最中であればそういう考え方になります。
しかし、統合に向かうと、ネガティブな感情を持たないようになって行くことになりますし、またそうしないといつまでも分離の中に埋没してしまうことになります。
下記の記事で書いているのは、ネガティブな感情を持たないようにするための考え方のひとつです。
怒りの源は、自分自身にある
冬至を控えて、心が揺れている人もいるかと思います。 心の揺れの中で、もっとも自分自身に対して破壊的なのが、「怒り」の感情です。 「怒り」という感情がどうして起きるのかを書いてみたいと思います。ただし、文字という限られた表現手段では、全ての状...
コメント
覚者と言われる人たちでも怒りを出すことがあると聞いたことがあります。
肉体を持っているからには、分離を体験するためには致し方のないことのように思います。
ネガティブな感情を人にはださずに思うだけのこともありますが、スピリチュアルの世界では思うだけでも伝わってしまいます。
いずれにしても、そういう状態の自分を俯瞰して見られる瞬間を持てるかどうか、そしてネガティブな感情を持ってもそういう自分をジャッジしない、責めないと言うことがその瞬間には必要なことではないかと思います。
肉体を持つからには、100パーセントは無理ですから。
人も自分も多様性の中に生きていて、だからこそいろいろな感情も生まれますが、肉体を持つがゆえの経験ですね(^^)
「怒り」については、こちらの本がよかったので、こちらで紹介させてください。
看護師向けのサイトで連載されていたものの書籍化ですが、
医療者でなくてもおすすめです。不安や、傲慢、卑下も「怒り」なのです。
自分を支える心の技法 名越康文 医学書院
「あとネガティブな感情を相手に向けるとすぐ帰ってくる」なら「HAPPYな感情を相手にむけるとすぐ帰ってくる」っていう事でもありますね。