大元の世界は、全ては一つであるということです。一方守護神・守護霊というのは、全ては一つということではないので、お互いに矛盾するように思えますが、矛盾しません。
「全ては一つ」というのは、既に存在するものですから、これは変化しません。一方で、人格的な存在である、神や霊や人というのは、「全ては一つ」が分離的に投影された「現れ」になります。
「現れ」としての神や霊や人ですから、こちらは「全ては一つ」を内包しながらも、分離的な表現になります。
守護神・守護霊というのも、「現れ」の一形態ですから、「全ては一つ」と同時に存在することができます。(多次元的な表現と捉えるとわかりやすいです)
つまり、私という人間と守護神・守護霊と「全ては一つ」は、同時に存在できます。
最近気が付いたのですが、五井先生が言われていた、守護神・守護霊というのは、「全ては一つ」からの「現れ」ということです。
つまり、「全ては一つ」から、一方で守護神・守護霊が現れて、もう一方で人間が現れるわけですが、どちらも元を辿れば、ただ一つの存在であるということです。
なので、人が、守護神・守護霊という存在を願った時には、願いそのものが発して、「現れ」として存在するわけです。ただし、その「表れ」を、見たり・会話したりすることができるかどうかは、別の問題です。
なので、願った人には、守護神・守護霊が必ず存在することになります。
守護神・守護霊を信じれば、信じるほど、守護神・守護霊は、信じるというエネルギーを得て、強化されていきます。
覚醒への道筋として、「全ては一つ」だけに専念する方法もありますが、もう一方で「守護神・守護霊」との関係から入って、やがて「全ては一つ」に到達するという方法もあって、後者の方が一般の人には取り組みやすい方法です。五井先生が行われていた方法は後者になります。
◇守護神・守護霊を願う場合
守護神については、自分が気に入った神社の神様や、呼ばれている神社の神様が御縁を結びやすくなります。また、信仰がある場合は、そちらの神様にしてください。
一番効果的なのが、中立的な呼び方として、「私の守護神さん」という言い方になります。これだと、必要な時に、必要な神様が、対応してくれることになり、また時には神様が交代することがあるのですが、そういったことに柔軟に対応できるようになります。
守護霊については、祖母・祖父・母・父など、自分の身内・祖先にするか、空海さんや五井先生など霊格の高い人にお願いした方がよく、適当な霊を呼ぶと、未成仏の霊を呼んでしまうことがあるので、注意が必要です。
守護神・守護霊さんには、霊的や精神的な成長をお願いすると動いてくれます。いわゆる現世的な欲をお願いすると、無視されたり、時には“御指導”が入ったりすることもあるので、注意してください。
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