物質は存在するか?

スピリチュアル

最終的な答えは、「物質は存在しない」になります。

私(私たち)は、食事をしたり、服を着たり、家に住むなどの時には、物質を使っています。

一見矛盾するようですが、最終的に「物質が存在しない」を理解するには、深く思考することが必要です。

私(私たち)が経験しているのは、物質の経験ではなく、「物質な経験」です。

下図は、私(私たち)が地球上に生まれ(赤)、肉体的人間を転生しながら体験し(緑)、スピリチュアルな道を進んで統合に向かう(青)という大きなプロセスを表したものです。

cycle2

上記のサイクルのなかでも、緑色の段階における体験が地球ならではの体験になります。

つまり、物質があり、肉体的に分離された人間を体験します。この段階においては、物質こそがリアルでなければ、肉体的に分離された体験になりませんから、物質が存在するという体験になります。

次の段階の青色の段階においては、物質的・肉体的な体験を経て、神(=物質ではない)へと、戻っていくプロセスになります。

そもそも人間は、物質ではない存在である神と呼ばれていた存在ですから、いずれ物質ではない世界に戻っていくことになります。

ただし、一足飛びに戻るということではなく、段階を経て戻っていくため、当初は、物質が存在し、人間は肉体的な存在であるという認識からスタートします。

そして、やがて、人間とはエネルギー的な存在であって、物質的な存在ではないという認識に到ることになります。

つまり、人間とは、本来的にエネルギー的存在であって、物質ではないということです。

物質というのは、人間が肉体的な体験をするために、生み出されたものですが、実際には「物質がある」ということではなく、「物質を体験している」が正しい認識です。

我々は、夢を見るとき、そこにも物質があります。木や花や、建物や、椅子、そして、人間も。しかし、そこは夢の世界ですから、物質はありません。しかし体験はとてもリアルです。

目覚めているときも、実は夢の世界と同じ構造です。ただ一つ違うのは、他の人と同じモノ(物質)を見て・触って、体験するという、客観的な体験ができるということです。

コメント

  1. はぁぷ より:

    第四段階に入られたやくもさん、わからないままもイリュージョンカテゴリーの記事が読んでいて心地よいです[E:note]
    楽しみにしています[E:confident]

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