2018年/平成30年の惑星逆行

天体・占星術

惑星逆行とは?

惑星逆行は、占星術的に重要な出来事の一つで、惑星が持っている霊的な働きが逆の方向に働いてしまう現象です。
それ故に、人々の想いに反した事が起きるのが惑星逆行です。

惑星が逆行する?

毎日同じ時間に夜空を見上げて、太陽系の惑星位置を観測すると一定の円状のラインの近くを同じ方向に向かって移動しているように見えます。このラインを黄道(ecliptic)と呼びます。

惑星逆行とは、惑星がいつも動いている進行方向とは、逆の方向に動いているように見える現象のことで、地球から太陽系の惑星を見ているために起きる現象です。

惑星逆行の動きを動画的に表した画像がウィキペディア(リンク)にあるので、以下に引用させてもらいます。
火星(♂)の逆行で、向かって、右から左に動くのが順行、左から右に動くのが逆行です。

惑星という名称は、人を惑わす星という意味ですが、他の天体すなわち太陽系以外の星が逆行することは無いのに、太陽系の惑星のみが時として逆行するという現象があることから付けられた名前です。

太陽系において、地球より内側の惑星である内惑星、地球より外側の惑星である外惑星のいずれでも発生しますので、太陽系における全ての惑星において惑星逆行は発生します。

2018年の惑星逆行

国立天文台 暦計算室(リンク)のデータを元にして、惑星逆行を天体観測上の「留-内合-留」と「留-衝-留」の日付でリストアップしています。
それぞれの意味は、以下の通り。
留:逆行の始まりと終わり
内合:地球より内側にある惑星における逆行のピーク
衝:地球より内側にある惑星における逆行のピーク

占星術ではこの天体観測で得られた天体の動きを元に逆行を計算するのですが、逆行始まりと終わりをいつに定めるのかは流派や読み手によって異なるため、±2日ぐらい日取りがずれることもあります。
そのため、こちらでは元データの天体観測データを掲載しています。

惑星の動きは日々少しずつ変化するものであり1日でガラッと変わるわけではありません。それ故に流派や読み手による解釈で日取りがずれるということになってしまうため、±2日ぐらい日取りのずれは許容範囲と考えておいてください。

水星

始まり ピーク 終わり
3月23日 4月2日 4月14日
7月25日 8月9日 8月18日
11月17日 11月27日 12月7日

金星

始まり ピーク 終わり
10月5日 10月26日 11月14日

火星

始まり ピーク 終わり
6月28日 7月27日 8月28日

木星

始まり ピーク 終わり
3月9日 5月9日 7月11日

土星

始まり ピーク 終わり
4月18日 6月27日 9月6日

天王星

始まり ピーク 終わり
2017年
8月3日
2017年
10月20日
2018年
1月3日
2018年
8月8日
2018年
10月24日
2019年
1月3日

海王星

始まり ピーク 終わり
6月19日 9月8日 11月25日

冥王星(準惑星)

始まり ピーク 終わり
4月23日 7月12日 10月1日

逆行表

〔記号の説明〕留:● 内合、衝:+ 逆行期間:|

以下のリンククリックで、逆行表をダウンロードできます。

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