都知事が、太陽フレアについて今年がピークと語ってますが、
Yahoo!ニュースから引用:
今年ピークで小池百合子都知事が注意呼び掛ける 国が警報発令なら都も情報発信
[2025年7月5日12時1分]
東京都の小池百合子知事は4日の定例会見で、今年が太陽の周期活動で「極大期」といわれるピークを迎える時期に当たるとして、「太陽フレア」への注意を呼び掛けた。
太陽フレアは、太陽黒点で発生するので、太陽黒点数の観測データを見ると、ピークは昨年中ごろで、現在は下降局面に入っていることが分かります。
出典:オーストリア宇宙天気予報局(リンク)
なので、太陽フレアのピークは過ぎています。これは、宇宙天気ニュースの方も言われてます。
最近で最大の太陽フレア発生は、2024年5月で、Xクラスの大規模太陽フレアとM5以上の中規模太陽フレアを合わせて12日間で28回の太陽フレアが発生しています。
直近(6/30 - 7/7 UT)の太陽フレア発生状況を見ても、とても静かな状態です。
左軸の、X1-X10が大規模、M1以上が中規模、それ以下は小規模太陽フレアという区分になっており、小規模太陽フレアしか発生していません。
明らかに太陽活動が下落傾向にあるのに、今年が太陽の周期活動で「極大期」という事を言うのは、都知事は最新のデータを見てないのか、それとも政治的意図で注意を促しているのどちらかだと思います。
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