自分と世界との関係(4) 自分とは宇宙そのもの

■自分とは宇宙そのもの

仏教系に限らないが、修行で悟った人は、この世界は自分と相手という区分なく、ただ一つのものが存在していることを体験する。体験するから悟れる。これは、宗教に限らず、アポロ宇宙船のパイロットの中にも、こういった体験をしている人がいるので、本来的には普遍的な体験であることがわかる。

そうやって本当に悟ると、私とあなたは根源では一体であると分かるから、相手に良いことをするのは、自分のためであることが自動的に分かる。悟った人が慈善事業を始めたりするのは、相手のためと同時に自分のためであるから。
つまり、
相手が困っている = 自分が困っている
であり、相手を助けることは、自分自身を救うことにつながることが理屈抜きにわかるから。なので、相手を助けない行動をするような教祖というのは、実は悟っていないということ。悟ったふりをしているだけ。

これは、通常我々が日常で体験する世界観とはかなり異なることも事実です。これらは、相手も自分も根源では一体であるという体験をした人ができる考え方であるからです。
というのも、我々人間が地球という世界に来た理由は、あちらの世界では当たりまえの「一体の体験」ではなく、あちらの世界ではできない、「分離という特殊な体験」をするために生まれてきているから。

なので、分離的な体験をするというのは、そもそもこの世界を創造した目的なので、目的に叶ってはいるのだが、これほど長い歴史をもって分離的な体験をするはずがなかったのも事実です。これは、新しい世界を創造したときの、一種の副作用とも言えます。

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