このブログで使っている写真は、フォト・レタッチをしています。フォト・レタッチとは何かというと、(アナログ・デジタルに限らず)カメラで写した映像(写真)というのは、人間の目で見た映像そのままではないので、カメラで写した映像を人間の目で見た映像に近づけるために行う作業と言うことができます。フォト・レタッチは、印刷などのプロフェッショナルな分野のものなので、知らない人も多いと思います。
ブログやHPなどで使われている写真を見ていると、フォト・レタッチしないでデジカメのデータをそのまま使っているのをよく見かけますが、そのままでは綺麗な写真ではないことが多いです。今年新年の東京大神宮の写真が分かりやすいので、比較例として掲載します。
こちらは、デジカメのデータをフォト・レタッチしないでそのままリサイズ(縮小)したものです。
デジカメのデータそのままだと、
(1)左に傾いている
(2)画像にレンズの歪みがある
(3)画像に曇りがある
といった感じで、あまりきれいな映像ではありませんね。
これをAdobe Photoshopでフォト・レタッチして、上記の問題を解決するとこうなります。
先ほどの写真と比べると、印象がかなり違いますね。
デジカメに限らず、映像撮影デバイスというのは、人間の眼に比べると機能が劣ります。なので、人間の眼で見た映像に近づけようとするなら、フォト・レタッチという作業が必要になることがあります。
フォト・レタッチのソフトウェアとしては、Adobe Photoshopが定番ともいえるものです。ただし、プロユースのソフトウェアなので、価格としては新規購入時は、約10万円コースで、さらに1年半毎のバージョンアップが、約2万5千円コースなので、誰にでも進められるソフトウェアではないですが、フォト・レタッチして良い写真にしたい人には、価格なりの価値があります。
そこまではお金を掛けれらない人には、Adobe Photoshop Elementというソフトウェアがあり、こちらは約1万円コースになります。ソフトウェアのコアは約10万円コースのAdobe Photoshopのエンジンを使っているので、値段以上の価値があります。ただし、使いこなすにはAdobe Photoshopと同様に学習が必要です。
他に、フリーソフトや価格の安いソフトが色々とあります。それらについて、レタッチのクォリティ(品質)ということで、比較したことがありますが、値段が安いのは、品質(=画質)もそれなりという結果でした。なので、コストは高いものの、Adobe Photoshopをずっと使っています。
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