伊勢神宮で個人的な祈願をしてはいけない?

「伊勢神宮で個人的な祈願をしてはいけない」と言う人がいます。

成り立ち

確かに、伊勢神宮の成り立ちは、伊勢神宮は日本国家を成立させ護るという性格が強い神社であり、かつては天皇による公的祭祀が行われており、個人が私的な祈願をする行為は許可されていませんでした。

時代の変化

しかし、それは初期の国家神道の時代の話であり、後の時代、特に江戸時代には「日本の総鎮守」として武家や庶民など、あらゆる人たちからの信仰を集めるようになります。

そうなると、伊勢神宮も変化して行き、人々の祈願を受け入れるようになって行きます。

式年遷宮

2013年に行われた式年遷宮においては、550億円もの遷宮費用をまかなうために、自己資金330億円の他に、広く寄付金を募っており、一般人を始め企業団体などから220億円の寄付が集まりました。
現在では基本的に、自身の自己資金(お札頒布や祈祷他による収入)と広く集めた寄付から成り立っています。

そうなれば、一般庶民の願いも受け入れる様になっていくのは当然の結果です。

個人的祈願は

なので、伊勢神宮では、神様による日本国の安寧への感謝を行い、そして個人の祈願をするというのであれば、良い祈願になります。

日本という国は、皇室だけで成り立っているわけではなく、多くの一般の人々が日々の生活を営むことで成り立つのですから、個人の祈願も大切です。


この記事を書いた人について[4/7更新]:

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