※更新しました 2009.5.29
※こちらの記事は、
守護霊は護ってくれない?
http://oyashima.way-nifty.com/blog/2009/04/post-f554.html
の続編です。
昨日、斎藤一人さんの本を読んでいたのですが、その中で「守護霊に護られている」という内容を書いています。
ところが、前記事の「守護霊は護ってくれない?」では守護霊という言葉や訳の問題があるということを書いていますが、どうやら守護霊は居るようです。
と書くと、なんだか訳が分からなくなってきますね(笑)
ここで重要なのは、守護霊という言葉の定義になります。守護霊という言葉については、定義が一定ではなく、使う人によってずいぶん異なる定義になるので、そのあたりを整理することが必要になってきます。
どうやら、斎藤一人さんの言う守護霊というのは、「守護の役割をする 霊的な存在」という定義になっているようです。
守護霊の定義については、守護霊(http://oyashima.way-nifty.com/blog/2007/11/post_1eab.html)で書いていますが、狭義の守護霊と、広義の守護霊があります。
守護霊の考え方のうち先祖を守護霊とする考え方では、
(1)男子直系のご先祖様を守護霊とする
日本全般的に広くみられる
(2)家系の古いご先祖様を守護霊とする
たとえば、徳川家、武田家など功績のあった古いご先祖を祀る
(3)男系も女系も血筋がつながっている先祖様を守護霊とする
などがあります。
一方で、数は少ないですが、自分との関わりが強い存在を守護霊とする考え方も一部ではあり、
(4)自分の家系との関わりにおいて、大きな働きのあった他の家系のご先祖様を守護霊とする考え方
戦国時代の配下の武士が、主君の先祖を守護霊とする、などにおいてみられる
(5)自分の過去生との関わりがあった他の家系を守護霊とする
など多様な考え方があります。
そのため、守護霊ということを言っている人が、どういう考え方を持って守護霊と言っているのかを見極めないと、区別がつかないのですが、そういった背景をきちんと語っている人が少ないため、守護霊については、かなり混乱してしまっているのが、現状です。
なお、先祖供養については、現在調査中なので、調べがつきましたら、別記事で書く予定です。
ここで、あらためて「守護」とは何かを考えたとき、外敵から守る(Protect/Defend)という守護のやり方もありますが、外敵に遭遇しないようにするのも守護の一環と考えることができ、それは守護(Protect/Defend)というよりは、(勧告・推奨的な)指導的働きになります。
「守護霊のおかげ」ということを書いている文章などを見てると、外敵から守る(Protect/Defend)よりも、外敵・災害などに出くわさないということがよく書かれており、これはあきらかに「指導的な働き」もしくは「計画性の働き」になります。
つまり、守護・守護と言いながら「指導」「計画」的な側面も含まれているわけです。
これは、私が、守護霊(http://oyashima.way-nifty.com/blog/2007/11/post_1eab.html)で書いているところのガイドそのものになります。
一方で、守護霊を 「守護の役割をする 霊的な存在」と定義するなら、広義の守護霊になり、「霊的な存在」には、御先祖様だけでなく、神・仏・天使・その他の霊的な存在も含まれることになります。
斎藤一人さんは、神も仏も信じている人なのですが、いろいろな背景(宗教、宗派、文化)を持っている人に、話をするときに特定の神仏を持ち出すことは、話の内容に偏りを生じてしまうことになるので、そういったことにならないように、一般化した言葉としての「守護霊」という言葉を使っているのだと思います。私の場合は、守護霊という言葉を使わないで、ガイドという言い方を使っていますが、背景となる考え方としては、同じものがあると思います。
つまり、広い意味でとらえたときには、守護霊(ガイド)は護ってくれるということです。
また、ガイドはずっと同じ存在が付き添っているとは限らず、その人の成長や時期によって入れ替わることがあります。私の場合でも、車で神社に行く時のガイドさんは、何度か入れ替わっています。
そのため、ガイド(もしくは守護霊)との付き合い方としては、ガイドが誰なのか・どんな存在なのかを詳しく知ることは重要ではありません。あまり細かいことにこだわると、本質が見えなくなってしまいますし、入れ替わった時に、きちんとつながることができなくなってしまいます。
大切なのは、ガイド(もしくは守護霊)という存在を信じること、そしてガイドへの感謝です。
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