スピリチュアルな知識・立場というのは範囲が広く様々なものがありますが、それらを少し整理してみるとこんな感じになります。
1.現世限定型
転生を知らず、現世だけを見ている。
2.現世重視型
転生は知っているが、あくまでも現世(利益)を重視する。
3.来世重視型
転生を知っており、現世および来世をより良くしようとする。
4.上昇型
転生を知っており、輪廻転生のサイクルとその原理を知っている。
輪廻転生のサイクルから自由になることを目指す。
上記の分類は、スピリチュアルな知識において、それらがどこに位置しているのか。また、スピリチュアルな活動をしている人が、どのポジション(立場)にいるのかを知るための指針にすることができます。
これらの分類は、どれが正しいとか、どれが優れているとかを定義するのものではありません。人は、それぞれのプロセスや体験をしているので、どの分類にも価値があります。
私自身を振り返ってみると、1から順番に学んできて、現在は4の上昇型のポジションにいます。
人によっては、過去世で1から3まで学んでいるので、今生において、いきなり4のポジションからスタートする人もいれば、再度学びなおすということで、1のポジションからスタートする人もいます。
上記の分類の理解を助ける為に、各段階を私が理解している範囲で国のポジションを振り分けしてみるとこんな感じです。
これはあくまでも理解を助けるための比喩なので、これらの国民がすべてそうであると言っているわけではありません。
1.現世限定型
キリスト教国・社会主義中国
2.現世重視型
日本・社会主義以前の中国
3.来世重視型
エジプト
4.上昇型
チベット
1から4に進むにしたがって、経済的に豊かになるとは限らないのがポイントです。
これは、上昇を目指したら豊かになれないということではなくて、現世限定な国ほど経済的なパワーを手に入れようとする傾向がとても強いということです。
現世しか見ていないため、手に入れた経済的なパワーというのは、時として破壊的になってしまうことになります。来世も含めて広い世界観があれば、経済的なパワーを世界中の人がより幸せになるような方向に使うように、自然となっていきます。
また、3以上の国では、経済面では必要なお金が入ってくるようになりますが、必要とする以上のお金は入ってこなくなります。これは神様とシンクロすると、必要なお金が必要なだけちょうど良いタイミングで入ってきて、それ以上の不必要なお金までは入ってこなくなるからです。
コメント
現世および来世をより良くしようとする。(3.来世重視型)
いわゆる「世直し」という言葉もありますね。(意味はともかく)
「より良く」というのは経済的パワーを行使することではないにしても
「良い」というのは「悪い」を意識しなければでてこない言葉ではありますね。
個人を考えると経験に「良い」も「悪い」もないという
内容を以前ブログで拝見しました。
八雲さんの場合個人的な立ち位置では4にいらっしゃるということですね。
個人の能動的な行い(受動的な経験ということではなく)
の場合どのようなことが「良い」につながるというご見解をお持ちなのでしょう。