ただし、一般的に言われている予知能力というのが、地震の前兆現象としての微振動とか、地電流とか、そういった物理的に測定できるものを検知しているというのであれば、そういった意味での能力はないと言ってもいいでしょう。
地球も人も元をたどればワンネスつまり、ただ一つのエネルギー体という存在です。なので、ワンネス度というものを考えると、このワンネス度が高いほど「地球の声」が聞こえるということです。
昆虫などもふくめた野生動物は、人間に比べるとワンネス度がかなり高いので、地球の声が自然に聞こえるということになります。そのため、大きな災害があるときには、そこから逃げ出すではなく、自然と「移動する」ことになります。
このレベルでは、災害があるかどうかは、我々が毎朝見ている天気予報のようなもので、「今日は雨が降るから傘を持って行こう」というのと同じレベルの"事前判断"になります。予知して慌てふためいているわけではありません。
ところが、人間はワンネス度がかなり低い状態であるため、地球の声を聴くことができない状態になっており、野生動物のような行動をとることができなくなっています。
その代替として、科学的に地震予知をしようとしているわけですが、現代の科学では地震を100%予測することは不可能であり、後付けで地震について語ることしかできない状態です。
私が全国の神社を巡っていた時、東京で大きな地震がある日はいつも、どこか地震を感じられない場所に出かけていました。
ただ、2011年3月の地震は、かなり広範囲であるためか、出掛けるという行動にはならなかったのですが、3月13日は九頭龍神社の月次祭であり、しかも日曜日なので、久しぶりにワークショップでもしようかと思ったのだけど、「何か違う・・・」という感覚があって、そのまま空白の日曜日にしていたら、地震が11日に発生したというわけです。
ワンネスで考えれば、動物たちに地震を事前に感知する能力があるのなら、我々人間も霊的な感性を磨いていけば、災害を事前に察知することができるということです。
【更新履歴】
2024/08/16 画像更新 /archives/59743
2024/03/16 追記更新 /archives/59743
2011/03/16 初版作成 /archives/2454
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