生きている人間が霊的な攻撃をしてくることがあります。
20年のスピリチュアルカウンセラー経験でも、数回しか経験していないので滅多に起きるわけではありませんが、攻撃が始まると非常に厄介なので、対処の基本的なことを書いておきます。
こちらの記事では、「特定の人が対象」のケースとして書きます。
報復
生きている人間が、過去生もしくは現世において、相手から酷い事をされると、恨みとなって霊的なエネルギーで攻撃をすることがあります。
基本的には、相手からされたことへの報復になります。
なので、攻撃している側ではなく、攻撃されている側に根本的な原因があるということです。
無差別攻撃は極めてまれ
極めてまれに無差別攻撃が発生することがありますが、日本の実世界においても関係のない人を相手に無差別攻撃することが滅多にないように、霊的な無差別攻撃は極めてまれです。
つまり、攻撃する側とされる側の間には過去生もしくは現世において、攻撃が起きる関係性が存在しています。
相手を知っている
相手に対する攻撃を行うので、基本的に知らない相手には攻撃できません。
そのため、攻撃者は攻撃される人を知っていることが前提になります。
ここで、知っているというのは、相手が何処の誰であるかを特定できるということで、必ずしも相手のことを詳しく知っているとは限りません。
そのため、ただの御近所だったり、単なる知り合いや、通りすがりだけど相手を知っているというケースもあります。
初期の対応 ー かわす
相手からの霊的攻撃をかわすことで、自分自身が攻撃によって疲弊してしまうことないようにするのが、初期に行われる対応になります。
何かエネルギーが来ているのに対して、それを探ったり詳しく観たりしようとすることは、そのエネルギーを受けやすくしてしまう結果につながります。
何か来ているエネルギーから、意識をそらしてしまうことで、エネルギーを受取らずにすむ=攻撃できなくなる につながります。
武術においては、相手の攻撃を正面から受け止めるのではなく、わずか1cmでも攻撃から身体をそらすことが出来れば攻撃を受けなくなります。相手が攻撃を繰り返すことでやがて疲れてしまうことで、攻撃を停めてしまうということが起きることを狙って行います。
霊的攻撃に対しても武術と同じように、意識を攻撃からそらすことで、攻撃されなくなることが良くあります。
ただし、この方法だと根本的な原因を解消しているわけではないので、あくまでも初期の対応として使います。
相手を特定し、調べる
次の段階では、相手を特定することが必要になります。
ここでの特定というのは、「何処に住んでいる誰々」ということではありません。
霊的なエネルギーの世界では、何処に住んでいてもエネルギーを送ることができるので、場所は重要ではありません。また、誰であるかも必ずしも必要なく、送り元を特定できれば十分です。
特定することで、相手がどういう意図でエネルギーを送っているのかを調べます。
殆どの場合、過去に相手から酷い事をされたため、報復として攻撃をしています。
攻撃は逆効果
攻撃している相手に、こちらから攻撃することで相手を弱らせて、攻撃をやめさせようとする人が非常に多いですが、これは逆効果です。
もしくは、相手が攻撃を辞めるように仕向けるエネルギーを送る人もいますが、これも逆効果です。
これを行うと、さらに報復が強まるだけです。
相手を癒す - 謝罪
そもそもは、攻撃される側の行いに対する報復なので、相手を癒して攻撃する必要がなくなるようにすることが必要です。
そのために、まず行うのは「謝罪」です。
生身の人間関係でも、相手を傷つけた場合は、謝罪することが解決のもっとも近道であるように、霊的攻撃も報復なので、謝罪が有効です。
謝罪の言葉としては、ホ・オポノポノの4つの言葉がお勧めです。
その言葉とは、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」の4つ。詳しい内容については、ホ・オポノポノの本
みんなが幸せになるホ・オポノポノ(Amazonリンク)
を読んでください。
相手を癒す - ヒーリング
相手から霊的エネルギーで攻撃されるということは、両者の間にエネルギーのチャンネルが形成されています。
このチャンネルのエネルギーの流れは、片方向ではなく双方向なので、チャンネルを使って、相手をヒーリングすることができます。
謝罪とヒーリングの二つを併用することで、癒しがさらに効果的になります。
癒すには時間が掛かる
相手が霊的攻撃をするぐらいの事を過去にやっているので、一度や二度謝罪や癒しをしたからといって、効果が出るものではありません。
相手からの攻撃が止むまで、丹念に続けることが大切です。
相手が癒されれば、攻撃は止まります。
時として、もう充分やったから大丈夫だろうという思いになることがありますが、充分かどうかはあなたが判断するのではなく、攻撃者が判断するものです。
相手の攻撃が止まった時に充分だと判断することができます。
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