あなたも、聞いたことがあると思います。
古戦場に兵士の霊がいることを。
霊視出来る人が見れば、そこにいることが分かります。
なぜそこにいるのか
兵士は戦って勝つことが求められます。
負けることは一種の恥であり、避けなければならないことです。
なので、負けて死亡しても、戦う意志が残っていると、霊の姿でまだ戦うことになります。
無限に戦い続ける
霊になると、そこは時間がない世界で、なおかつ死が存在しないので、死も終わりもなく、いつまでも戦い続けることができます。
我々にとって数百年という年月も、かれらにとっては一瞬に過ぎないのです。
真面目な兵士
霊になってもまだ戦い続けるというのは、その兵士がクソが付くぐらい真面目だからです。
不真面目な兵士であれば、戦況が変わったら、とっとと逃げ出してしまいます。
古戦場で霊となっても戦い続けているのは、真面目な兵士です。
だから、これらの兵士が一般の民に悪事を働くことはありません。
命令があれば撤退できる
戦い続ける理由は、命令としてその場で戦えと言われているから。
戦況が変われば上司から撤退命令が来るのですが、その命令が来ないので、その場で戦い続けることになります。
なので、兵士の霊は、上司の命令があれば心残すことなく撤退(成仏)することができます。
私の場合
私は長篠の古戦場で戦い敗れた武将でした。
その事を聞いたのは、この世界に足を踏み入れてしばらく経ってからです。
過去世において敗れた武将で、現世で霊的な供養がことが行える人は、とても少ないので兵士の供養と、戦いが終わったことを伝えるために、長篠に行きました。
供養のために、線香を砕いて霊的なエネルギーを加えた供養物を持って行って、兵士の供養と、戦いが終わったことを伝えると、戦場にいた霊たちはどんどん成仏していきました。
一通りの供養が終わって、最後の一つかみが残った供養物を握りしめて、戦場からは現在は建物が建って見えない場所に、足が勝手に進んでいくと、そこは私自身の塚でした。
兵士の供養が終わって、最後は自分の過去世の供養でした。
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