私たちが見ているのは、すべて過去である

◆悟り・ノンデュアリティ

私たちが見ているのは、今という瞬間ではない。
すべて過去の映像である。

光の速度は有限であり、目の網膜に光が到達した時点で、それは既に過去の映像である。

その映像から思考が生まれるとき、それは過去について思考しているのである。

それゆえに、思考は、完全なる「今ここ」という瞬間ではない。

完全なる「今ここ」という瞬間には、思考も無ければ、映像もなく、ただ「在る」だけが存在する。

完全なる「今ここ」に居るとき、そこには、何も存在しない事に気づく。

それは、「全てがそこにある無」である。


 

【この記事を書いた人】

スピリチュアルカウンセラー八雲ふじた

霊視リーディングやチャネリングの能力を活かして、2004年からスピリチュアルカウンセラーとして、仕事、恋愛、家族など、相談者さまの様々な悩みを解決するお手伝いをさせていただいています。

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