個人など存在しないと真から理解すると、とてつもなく自由になる

◆悟り・ノンデュアリティ

個人など存在しないと真から理解すると、とてつもなく自由になる。

私たちは、肉体と精神と自由意志があると思っています。二元性の中に居る時は、これは正しいのですが、一元性を深く理解すると、肉体も精神も単なる見かけであり、実体がない。そして自由意志は存在しないという認識に至ります。

つまり、二元性において、真実と思っていたことが、一元性では、ひっくり返るということが起きます。一元性の理解が難しいのは、二元性における真実を前提として、思考で理解しようとするからです。一元性の理解は、思考的理解ではなく、直感的理解が基本になります。

科学的実験において、自由意志は存在しないという事実が確認されています
日経サイエンス2014年10月号「自由意思なき世界」(リンク
『脳科学の進展に伴い「自由意思は存在しない」との見方が強まっている。人間が意識的に自分をコントロールしていると感じるのは幻であり,実際は無意識の心に突き動かされているという見方だ。』

現代科学においては、無意識の先を探究することが出来ないので、無意識に動かされているという表現をしていますが、ここで言う無意識とは、源泉、普遍的存在、神、大いなる存在などと言われるものです。

つまり、一元性において、あなたという個人は、肉体も精神も単なる見かけであり、自由意志は存在しないのですから、個人という実体はないということです。

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