5月3日が新月ですから、5月5日の今日は、三日目のお月様ということで、三日月(みかづき)になります。
三日月を書いてもらうと、大部分の人が下の図の左側のようなお月様を描くのですが、
こちらは、五日目のお月様の形なので、厳密に言うと間違いです。正しくは、右側のお月様が三日月になります。
ただ、一般的には、左の図も含めて広義で三日月という名称を使っています。
新月では、お月様が影に入ってしまうため、昇ってくるけれども姿がうっすらとしか見えないのに対して、三日目になると、太陽の光を反射する部分が僅かに出てくるようになりますから、これを三日月と呼んでいます。
また、新月を中心とした前後一日つまり、2~3日間はお月様も影にはいっているため、光る部分がなありません。また、これは満月にも言えることで、2~3日日間は欠けるところがないように見えます。そのため、お月様の姿だけを見ていると、新月・満月の日を1日間違えることがあります。
見た目の姿は新月(満月)なのだから、いいのでは?という声もあると思いますが、占星術などでは、新月・満月を正確な日取りでみないと判断を間違えるので、新月・満月の正確な日取りを知っておくことが必要になります。
今日は、太陽と月の位置関係が近いので、天気が良ければ、昼間から日没(東京では18:30頃)にかけて右の図のようなお月様を見ることができます。
【おまけ】
今年、来年の月の暦や二十四節気などについては、国立天文台の暦要項に記載されています。また、来年のカレンダーを製作する会社は、こちらのデータを基に製作しています。
国立天文台(NAOJ)
平成23年(2011) 暦要項
http://www.nao.ac.jp/koyomi/yoko/pdf/yoko2011.pdf
平成24年(2012) 暦要項
http://www.nao.ac.jp/koyomi/yoko/pdf/yoko2012.pdf
コメント
三日月見ることできました。[E:happy01]
昨日から、家にこもっていますが、気分転換に外へ出たら、雲の間からキラリと。
あっという間に雲に隠されました。
太陽を見ていると元気が出ます。
月を見ていると、気持ちが落ち着きます。
陰陽関係なのでしょうか。