伊勢神宮について
まず、伊勢神宮について簡単な解説を書いておきます。
●伊勢神宮とは
日本の全ての神社の頂点に位置する神社、つまり最上位の神社と言われています。
本来は単に「神宮」という名称ですが、○○神宮という名称の神社も増えてきたため、地名を付けて「伊勢神宮」と呼ばれます。
伊勢神宮にはお宮が二つあり、内宮(ないくう:皇大神宮)には天照大御神を祀る正宮(しょうぐう)、外宮(げくう:豊受大神宮)には豊受大御神を祀る正宮があります。
参拝は、基本的に外宮→内宮の順番となります。
●別宮とは
内宮、外宮の敷地内には関係の強い神社が別宮(べつぐう)として祀られています。
敷地外にも別宮があり、内宮には伊雑宮、月読宮、瀧原宮、倭姫宮、外宮には月夜見宮があります。
別宮については参拝順について特段の定めはありません。
●伊勢神宮に参拝する
伊勢神宮に参拝するとは、内宮と外宮の正宮に参拝することを言います。
伊勢神宮に呼ばれてるけど
ということで、今回は伊勢神宮に呼ばれて行ってきたのですが、始まりからいつもとは異なります。
伊勢神宮に呼ばれてる? |
夕方に自宅から車を出し、伊勢神宮から少し手前の亀山ICすぐ近くのビジネスホテルに一泊しました。
近隣にはコンビニが一件あるだけの場所ですが、夜寝て翌朝出発する起点と割り切れば、東:鈴鹿、西:奈良・大阪、南:伊勢・志摩、北:四日市・名古屋への道路の交差点で便利な場所なので、これで4度目か5度目の宿泊です。
翌日は朝早くから伊勢に向けて走り出しました。
最初に呼ばれたのは別宮
今回、最初に呼ばれたのは、別宮の伊雑宮(いざわのみや)でした。
内宮からは車で25分ほど走った場所にあり、内宮と同じく天照大御神を祀ります。
伊勢神宮内宮の正宮は、何重にも囲い(結界)がある内側に本殿があることから、神様とお話しようとすると通じにくいところがありますが、伊雑宮では囲いは一重しかないので、身近にお話しやすい場所です。
内宮の敷地内にある荒祭宮も同じ構造なので、正宮より荒祭宮の方が好きだという人も案外多いです。
仕事やプライベートで、聞きたい事もあったので、神様と色々お話してきました。
次に呼ばれたのも別宮
そして次に呼ばれたのも、別宮の月讀宮(つきよみのみや)です。
月讀宮は、天照大御神が太陽神であるのに対して、月の神である月讀尊の荒魂と和魂を祀ります。並んで、伊弉諾尊と伊弉冉尊も祀られています。
そのため、四つのお宮が並ぶという伊勢神宮の別宮でも珍しい形式になります。
太陽神である天照大御神に対して、月の神である月讀尊とお話すると、違った視点からのお話が聞くことが出来るので、理解を深めることができます。
その次も別宮
その次に呼ばれたのも、別宮の瀧原宮(たきはらのみや)です。
内宮からは高速道路を通って35分ほど走った場所にあり、内宮と同じく天照大御神を祀ります。
内宮と同じ天照大御神ですが、現れる場所によって現れ方という個性が異なり、語る内容も違う視点からになります。
ということで、色々とお話して納得できたこともあり、ここで一段落しました。
◇◆◇
瀧原宮の駐車場に戻って、次をどうするのかを読むのですが、ここまでで一通りのことは聞けたし納得できているので、次が出てこない。神様とのお話で、自分なりに聞きたいことはもうない。
ということで、
「さあ、帰るか」
このまま自宅に帰ることになりました。
どこからか「ええっ?、正宮に参拝しなくていいの?」という声が聞こえたのだけど、「しなくて大丈夫」が自分の奥底から出てくる答えでした。
亀山に一泊して翌朝から伊勢神宮参拝し、深夜に自宅に帰るという強行日程になりました。
◇◆◇
伊勢神宮参拝は、通常であれば内宮と外宮の正宮に参拝するのだけど、神様とお話するのであれば、別宮の方がお話しやすい。
内宮・外宮の正宮は参拝者が多いため日常生活とあまり変化がないのに対して、別宮は参拝する人も少なく、自然の中に入り自然と共に人が生きているのが実感でき、日常から離れて落ち着いて参拝ができるのが良いです。
次回の伊勢神宮参拝であれば、また違ったことになるとは思いますが、今回は別宮だけの参拝が正解です。
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それから、神様から呼ばれて伊勢神宮に参拝するということがどういうことなのかについて、今回新たに分かったことがあるので、それについては別記事で書きます。
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