首都圏の水の主要な供給源である利根川水系で、平成に入ってダムの貯水量が最も低下し、取水制限が始まっています。
矢木沢ダムのドローン動画から:
今年は、暖冬で利根川上流地域の積雪量が平均値を下回っている(リンク)のに加えて、台風1号の発生が統計がある1951年以降で2番目に遅い(リンク)ということもあり、利根川上流地域の降水量が少なく、水が足りなくなっています。
現在利根川水系の8ダムの総貯水量は平年の55%まで減っています。
例年に比べてどれくらい少ないのかというと、平成に入ってから取水制限があった年と比べても格段に少ない水量です。(以下のグラフはクリックすると拡大表示します)
青丸で囲んでいるグラフは過去に取水制限があった時の貯水量ですが、今年は赤丸で表示している通り、さらに貯水量が少ない状態です。
これから本格的に夏になりますが、水は命にもかかわるものですから、水を無駄使いしないようにしましょう。
※画像引用元
利根川ダム統合管理事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/
*貯水量グラフは、説明の為に加筆しています
水資源機構
矢木沢ダム・奈良俣ダム
http://www.water.go.jp/kanto/numata/
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