札幌市街から、車で1時間半ほどの距離の場所に、羊蹄山(ようていざん)があります。
標高1,898mの成層火山で、富士山によく似たきれいな形をしているので、蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれることもあります。
旧名では、後方羊蹄山とされており、こちらの名称で掲載されていることもあります。
この地域では最も高い山なのに後方というのがちょっと不思議な感じですが、南東にある尻別岳(標高1,107m)と対になっているとされており、後方羊蹄山をマチネシリ(雌山)、尻別岳をピンネシリ(雄山)と呼んでいたということです。
Googleマップを見ていると、その関係性がよくわかる写真がアップされていました。
Googleマップ(こちら:別ウィンドウで開きます)でも見られます。Googleマップでは、どのあたりになるのか場所もわかります。
手前の尻別岳(ピンネシリ:雄山)に対して、後方に羊蹄山(マチネシリ:雌山)がきれいに並びます。これを見れば、後方羊蹄山という呼び方もすんなり納得できますね。
実はカアチャンの方が存在として大きいとは、アイヌの人も上手い呼び方しますね。
羊蹄山-尻別岳-昆布岳-(少し離れるが)-有珠山の四つの山の交点になる真狩村にある、道道66号線と道道97号線の交差点付近は、山のエネルギーが強い場所になります。
Googleストリートビュー(リンク:別ウィンドウで開きます)で見てください。
羊蹄山が交差点から正面に見えます。もし、羊蹄山が霧や雲などで見えなければ、北海道の普通の村のように見えますが、エネルギーの高い場所なので、交差点付近で立ち止まって感じてみると、他とは違う感覚の場所であることが判ります。
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