2192黒点群で、X3.1、X1.0、X2.0、X2.0 の大規模太陽フレア発生 (10/28 07:20 更新)

太陽フレア

※10/28 07:20 更新

2192黒点群において、
10/25 06:40 JST (10/24 21:40 UT)に、X3.1
10/26 02:08 JST (10/25 17:08 UT)に、X1.0
10/26 19:56 JST (10/26 10:56 UT)に、X2.0
10/27 23:47 JST (10/27 14:47 UT)に、X2.0
の大規模太陽フレアが発生しました。
4日連続(UT)してXクラスの発生は珍しい現象です。

しかも、今回のように月食から日食の期間中に、Xクラスの太陽フレアが発生するのはさらに珍しい現象です。

2192黒点群は、現在も活発な活動をしており、Cクラス、Mクラスの太陽フレアも多く発生しています。

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X3.1の画像。

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X1.0の画像。

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X2.0(一度目)の画像。

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X2.0(二度目)の画像。

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2192黒点群は、10/14 - 10/27(UT)の期間において、Cクラス75回、Mクラス21回、Xクラス5回の合計101回と非常に多くの太陽フレアを発生しています。

2192黒点群が西端(画像右側)に没するにはあと数日掛かるため、もうしばらくは注意が必要です。

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2014/10/03に月食と日食の2014年10月は変化点という記事を書いていますが、それにさらに太陽フレアが重なっています。そのため、身体や精神面において影響が出ている人もいます。

太陽フレアも日食も、前後一週間ぐらいは影響期間に入るため、ぴったり重ならなくても、エネルギー的な影響があります。今回はどちらのエネルギーも大きくなる時期に重なるので、体調を崩す人も出てくることが予想され、エネルギー感度の高い人の場合は、1週間くらい前ぐらいから出てくることがあり、また人によっては後から出てくることもあります。

太陽フレアは規模が中程度でも連続して発生すると、影響度が上がるので注意が必要です。これはコップの水で考えてみると良いです。太陽フレアを水量に置き換えると、大規模なフレアでは一回の発生でコップが一杯になるのに対して、小~中規模では、一回の発生ではコップが一杯になることはありませんが、連続して起きると、やがてコップが一杯になってしまい、体調への影響が出てくるようになります。

(画像引用元)

宇宙天気ニュース > フレアの自動検出
http://swnews.jp/rt/goes_xray.html

Solar and Heliospheric Observatory > The Sun Now
http://sdo.gsfc.nasa.gov/data/

(太陽フレア詳細データ)

Lockheed Martin Solar and Astrophysics Laboratory
SolarSoft Latest Events
http://www.lmsal.com/solarsoft/last_events/

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