建設業の神社

神社

商人や医薬の神社は良くあるのですが、
商人=伏見稲荷
医薬=少彦名を祭る神社
土木建設業関係の神社となると、なかなか見かけません。

伊勢神宮の建立など建設業は、神社と深い関係があるのですが、なぜか建設業関係の神社は見かけることがありません。

そこで建設業関係の神社を調べてみると・・・

大阪に「家造祖神社」(やつくりみおやじんじゃ)があります。
生國魂神社(いくたまじんじゃ)の境内にある末社で、祭神は手置帆負(てきほいの)神、彦狭知(ひこさち)神で、ともに建築業の祖神とされています。

東京には、「麁香神社」(あらかじんじゃ)があります。
石浜神社(いしはまじんじゃ)の境内にある摂社で、祭神は手置帆負命(たおきほおいのみこと)、彦狭知命(ひこさしりのみこと)で、大工の祖神、工匠守護の神とされています。

どちらも、建設業の方々に崇拝されています。

Wikipediaから引用:

手置帆負命(たおきほおひのみこと)は、天照大神が天の岩屋に隠れてしまわれた時、彦狭知命(ひこさしりのみこと)と共に天御量(あまつみはかり)をもって木を伐り、瑞殿(みずのみあらか)という御殿を造営した。天児屋命(あめのこやねのみこと)らが祈りを捧げ、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を奏したところ、天照大神は岩屋を出て、この瑞殿に入られた。

福島県神社庁から引用:

上棟祭(じょうとうさい)は、基礎工事が終わって柱が立ち、棟木(むなぎ)を上げる段階になって行われる大切なお祭りです。

お祭りには、その土地の守り神・氏神さまである「産土大神(うぶすなのおおかみ)」、家屋の守り神である「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)・屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」、工匠(大工)の守り神である「手置帆負神(たおきほおいのかみ)・彦狭知神(ひこさしりのかみ)」をおまつりします。

【追記】
石浜神社の「麁香神社」は、神社拝殿の奥にあるので、通常は参拝できません。
参拝するときは、あらかじめ電話で本人が神社に申し込みする必要があります。

【公式ホームページ】

大阪 難波大社 生國魂神社
https://ikutamajinja.jp/

東京 石浜神社
https://www.ishihamajinja.jp/

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