「悟り」はゴールじゃない。その先にあるものは・・・

◆悟り・ノンデュアリティ

悟ったその先にあるもの

霊的な探求を始めると、多くの人が「悟り」をゴールのように思っています。
「悟りたら全てが分かるのではないか」「悟ったら苦しみがなくなるのではないか」と。

けれど、悟りとはゴールではなく、始まりです。

悟りとは?

「悟り」と何でしょうか?

それは、私たちが「現実」だと思い込んでいたものが「幻想」だったと気づくこと。

社会のルール、常識、正しさ、評価、比較、成功と失敗などなど。
これらは「現実」ではなく、集合意識が作り出した「思い込み」にすぎないと気づいたとき、人は悟りの扉の前に立ちます。

悟りは、「真実を知る」ことではなく、
「幻想を手放す」プロセスです。

悟ると、多くの人が立ち止まる

しかし、悟った後に、多くの人が立ち止まります。
悟ったはずなのに、なぜか生きづらい。
人との距離ができたり、以前楽しめていたことに興味がなくなったり、社会との摩擦を感じたり。
様々な変化が起きます。

なぜなら、悟りとは「常識がもう通用しない」と気づくことであり、新しい生き方を「自分で創っていく段階」に入るからです。

本当の自由とは、自分の魂の声に従って生きること

悟りの先にある「本当の自由」とは、何でしょうか?

それは、誰かが勝手に決めた価値観に従うのではなく、自分の魂の声に従って生きること。
たとえ他人に理解されなくても、自分の魂の声に従い、自分自身との一致を選ぶこと。

・誰かの評価に縛られない
・正解や肩書きに依存しない

「常識」という枠を超えて、自分自身で人生を創り上げていくのです。

悟りの先に待っているのは、“創造”の人生

悟った後の人生は、自分以外の外側に答えを探すのではなく、「自分の内側にある答えで生きる人生」です。

・誰かが与えてくれる安心ではなく、自分が内側で創る安心
・誰かが決めた幸せではなく、自分の感覚で感じる幸せ
・社会的成功ではなく、魂レベルでの充足

つまり、悟りの先にあるのは、
「自分で世界を創っていく人生」=「創造の人生」なのです。

最初は怖い

「悟った後の孤独感」「正解のない道」「誰にもわかってもらえない感覚」
それらを怖いと感じる感覚は正しいのです。それは、あなたが「自由」に生きようとしている証拠です。

悟った後に感じる、違和感や不安は、「本当の自由」への通過儀礼のようなもの。

もう、誰かの作った道の上を歩く必要はありません。
あなたは、あなた自身の光に従って歩くことができる。
それが、悟りの本当の意味なのです。


 

【この記事を書いた人】

スピリチュアルカウンセラー八雲ふじた

霊視リーディングやチャネリングの能力を活かして、2004年からスピリチュアルカウンセラーとして、仕事、恋愛、家族など、相談者さまの様々な悩みを解決するお手伝いをさせていただいています。

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