腰痛から解放されるために必要なこと

3/8の記事(リンク)で、「明日の夜に自宅に戻る」と書いていたのですが、翌朝目が覚めると激しい腰痛のためトイレに行くのも不自由になり、一週間寝込んだため自宅への帰宅予定が一週間ずれ込んでしまいました。

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1.腰痛には大きく分けて三つのパターンがあり、それぞれで対処が異なる

(1)骨/神経の変化
椎間板ヘルニアや骨粗しょう症など、骨/神経の状態が怪我や病気・加齢などによって変化することで起きる腰痛。数は少ないが、内臓や血管が原因のこともある。
医者による診察・診断が必要です。

(2)筋肉疲労
長い時間草むしりをした後に腰が痛くなることがありますが、これは普段使わない筋肉を使ったために筋肉疲労が原因となっておきる腰痛であり、安静にすることで解決できる。
身体を使ったという自覚があるので、整形外科に診察に行く人は少ないです。

(3)原因不明
整形外科では原因が特定できない腰痛。

整形外科で医学的に要因が特定できるのは、「(1)骨/神経の変化」になりますが、最近の統計では「(1)」は腰痛全体の15%しかないと言われています。
つまり、85%の腰痛は、整形外科では原因が特定できないということです。(腰痛診療ガイドライン 2012 P.13)
整形外科では原因を特定できないために、非特異的腰痛などと一般の人には良く判らない名前で呼ばれたりしています。

整形外科に行っても、痛み止めの飲み薬とシップ薬しか処方されない場合、大抵が「整形外科では原因が特定できない腰痛」になります。

(参考文献)
腰痛診療ガイドライン 2012
監修 日本整形外科学会/日本腰痛学会
http://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0021/G0000533/0001

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今回の私の激しい腰痛は、(2)筋肉疲労と(3)原因不明が重なったため、自宅に帰ることができるようになるまで、一週間かかってしまいました。

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2.整形外科で治せる腰痛は15%しかありません

腰痛全体のうち、85%の腰痛は整形外科では原因が特定できませんから、この種の腰痛は整形外科に行っても治療できないということです。

整形外科で処方される、痛み止めとシップ薬はあくまでも辛い症状を和らげるものであり、治療薬ではありません。また、整形外科でコルセットなどの補助具が出されることがありますが、これも対処療法の一つであり、原因を特定して治療しているということではありません。

大部分の腰痛は2から3週間ほどで自然に収まってきます。
これは、整形外科に行ったから治ったということではなく、人間が持っている自然治癒力によって治ったということです。

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3.それでも整形外科には行く必要がある

腰痛全体のうち15%は、整形外科で原因を特定でき、またこれらの中には緊急性を要する症状の場合もあります。
そのようなものを放置すると取り返しのできない状況になることもあります。
だから、腰痛になった場合は、まず整形外科に行って整形外科的に要因があるかどうかを確認しておくことが必要です。

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水曜日は、かなり疲労感もあったので、筋肉疲労も溜まった状態だという認識はありましたが、腰痛は無かったので翌日自宅に帰って休めば良いと判断して就寝しました。
そして、翌朝起きると激しい腰痛。
当日の木曜日は、筋肉疲労からの回復のため、とにかく安静にしました。

そして金曜日には整形外科的な要因があるかどうかを確認するために、痛みを抱えつつも地元の病院の整形外科にタクシーで行ってきました。

診断の結果では、骨等には異常は見られず、処方は痛み止めとシップ薬と安静という(2)+(3)の腰痛であることを確認したので、土日は痛み止めを飲みシップ薬を貼って、とにかく安静に務めました。

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4.痛みを生み出すのは抑圧された不安や怒り

腰痛のうち85%は原因が特定できないものであり、それは骨や神経などの身体構造が原因の痛みではないということは整形外科の診断から明らかです。
そして、85%の腰痛のうち約90%ぐらいは、無意識下に抑圧された不安や怒りが形を変えて表出したものです。つまり腰痛全体のうち、約75%は無意識下に原因があるということです。原因が無意識下にあるので、通常の診断では患者も医師もそれに気が付くことはありません。

痛みを生み出すのが抑圧された不安や怒りであるという、原因説は日本では17年前から唱えられています。確かな治療結果を生み出しているのですが、残念ながらいまだに一般に広まる通説にはなっていません。

その理由は、整形外科は骨と筋肉と筋を扱うものであり、不安や怒りという心理は自分達の専門領域ではないため、無視されているためです。
不安や怒りという心理は心理学や精神医学の領域ですが、これらの分野では腰痛などの身体的な痛みは自分達の専門領域ではないとされています。

つまり、腰痛は、整形外科と心理学(精神医学)の二つの領域にまたがる症状なのですが、それぞれが、それぞれの専門領域の中だけで診察・診断をしているが故に、根本的な治療を行うことが出来ていないのが実体です。

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この事を知っていたので、まず(2)筋肉疲労が原因の痛みを何とかするために、実家の周辺の針灸・整体師さんについて、色々と探してみましたが、地域の鍼灸・整体師については、実質的にはほとんど情報を持っていないため、誰に依頼するのかを決められない状態でした。

そこで、思いだしたのが、上越で活動している整体師さんです。上記の理論を知っている人ではないのですが、他の整体師さんと違うのが、エネルギーレベルでの施術が出来るので、遠隔施術ができる整体師さんです。

そして、上記の理論について日本語で情報発信しているこちらのサイト(http://www.tms-japan.org/)の記事をずっと読んでいました。

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5.25年以上の実績があるTMS治療

大部分の腰痛はTMSでありこれは既に25年以上の治療実績があります。これは、手術でもなければ、投薬も不要です。ただし、正しく理解することが必要です。きちんと理解できれば、本を読むだけで腰痛が無くなってしまう人もいます。

私の場合20歳代から腰痛もちだったのですが、2000年に下記の本を3回読んでから、その後はずっと腰痛は再発していませんでした。
深く理解する必要があるので、少なくとも3回読む必要があります。


サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療
ジョン・E. サーノ  (著), 長谷川淳史 (監修), 浅田 仁子 (訳)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4393713281/
原著は1991年発刊。

ヒーリングというタイトルが使われていますが、ここでは痛みを癒すという意味であり、スピリチュアルな本ではなく、腰痛治療の一般向け解説書です。

今回は17年ぶりの再発なのですが、自宅に帰ってから、本を読み返してみると再発の原因について色々と思い当たる部分が出てきます。再度きちんと理解し直して行けば、もう腰痛にはならないでしょう。

本の内容については、きちんとした理解が必要なので、ここで下手な説明をするよりは本を読んで理解してもらった方が良いです。
整形外科や鍼灸整体の一回分程度の金額ですから、何度も通うことを考えたら安いものです。