日本はフランスを抜いて、世界第五位の農業大国
普段見聞きしていることとは違うと思いますが、農林水産省が出している数字で確認できる事実です。
そして、農業統計の世界標準である、生産額ベースの自給率は約70%になります。
紹介する本(日本は世界5位の農業大国)の著者は、若者向け農業誌『Agrizm』の発行人で月刊誌『農業経営者』副編集長。株式会社農業技術通信社の専務取締役を務めています。(Wikipediaによる)
GDP(国内総生産)が大きい国は、基盤となる経済規模が大きいので、それと連動して、農業も活発になり、結果として農業大国になります。
関東の人には実感が湧かないと思いますが、信州、東北や北海道などの農業が盛んな土地を車で走ってみると、広大な農地があり、機械化され効率の良い農業が日本にも沢山あることを実感します。
写真は、北海道・羊蹄山の南側地域。車のサイズと農地を比べてみてください。
車で全国を走っていると、このような、広大な農地というのは、北海道だけでなく、東北や信州でも沢山見かけます。
カロリーベースというのは、農林水産省の予算獲得のための仕掛けであり、またその計算方法では、生産しているにもかかわらず、算入されていない数字が沢山あります。もはや、これは農林水産省のプロパガンダです。農林水産省は、日本の農業の実態を知らせないことで、省益を確保しようとしています。
日本は世界5位の農業大国
著者: 浅川 芳裕(著者について、ウィキペディア:リンク)
価格:¥880
出版社: 講談社
ISBN-10: 4062726386
ISBN-13: 978-4062726382
発売日: 2010/2/19
アマゾン:リンク
コメント