(その2)ゼネラリストタイプの人
ゼネラリストについては、まずこちらをお読みください。
スペシャリストとゼネラリスト
https://en-light.net/archives/21856
スペシャリストタイプの人の場合は、得意な分野とそうでない分野がはっきりと分かれるので、適職があるタイプになります。一方で、ゼネラリストタイプの人の場合は、どのような仕事でも与えられれば、それなりにこなすことが出来るというのが特徴で、スペシャリストタイプのようなスキルの高さではなく、出来る仕事の巾が広いというところがあります。それゆえに、「これをしたい」という希望があまりないということになり、適職を探そうとしても、見つからないということになります。
適職といったときに、多くの場合は、「職種」の中で、どれが向いているのか・実力を発揮しやすいのかということになります。スペシャリストタイプの場合は、それでいいのですが、ゼネラリストタイプの場合は、職種という分類ではうまく探せないことになります。
ゼネラリストタイプにとっては、職種ではなく、「働きたい場所・企業・組織」が何処になるのか、あるいは「一緒に働きたい人」が誰なのかの方が、はるかに重要な意味を持ちます。
就職のときに、 職種 → 条件 → 勤務地(あるいは仲間) という順番で考えることが多いのですが、このやりかたは、スペシャリストタイプの人になります。最初に職種が来るのは、職種つまり適職を間違えると、残りの二つは全く意味をなさなくなってしまうので、まずは職種から考えることになります。
しかし、ゼネラリストタイプの場合は、この順番が逆転します。つまり、
勤務地(あるいは仲間・上司) → 条件 → 職種
となり、最初に重要なのは、どのような場所で働くのかであり、綺麗なオフィスなのか、自分の好きな土地なのか、あるいはどんな人たちと一緒に働くのかが重要になります。
そして、その次に条件(賃金、時間など)が自分の納得するものがあり、そして自分ができる職種を選択するという手順になります。
※こちらにまとめました
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