竹駒神社の特殊な構造 稲荷神社として本来不要な二層目の屋根がある理由とは

神社

竹駒神社は一見するとその特殊な構造は分からないので、京都伏見稲荷神社の写真をまず見てください。

斜め撮りの写真なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、どちらも権現造りの社殿になります。

伏見稲荷神社は、権現造りの屋根が一層なのに対して、竹駒神社は二層構造になってます。

一層目がこちら。

二層目がこちら。

京都の伏見稲荷神社は、一層目しかありません。

東京の東伏見稲荷も、京都伏見稲荷から勧請した神社ですが、

屋根はやはり一層です。

稲荷神社であれば、本来不要な二層目があるということは・・・

竹駒神社は、本来は山神社であり、山を模した二層目があり、その下に稲荷神社があるということであれば、この二層構造も納得できます。

竹駒神社は蔵王山神社だった [9/16更新]
宮城県岩沼市にある竹駒神社は、日本三稲荷の一つと言われてます。 842年に伏見稲荷から勧請されたと言われていますが、稲荷神を勧請する以前から蔵王山をご神体とする御山信仰の神社です。

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