神社には通常本殿がありますが、その本殿の裏側にも神様を祀ってあることがあります。
この写真は妙義神社の本殿裏側にある天狗社です。
四隅に白い珠のようなものが写っているのがわかると思います。
この日は薄曇なので、太陽光が差し込んで写ったものでもなく、レンズの水滴でもありませんでしたし、同行した人のカメラでも同様なものが写っていました。ここはとてもエネルギーが強い場所で、妙義神社は本来は天狗を祀っている神社であることがわかります。
神社の歴史の中で、本来祀っていた神様とは別の神様(特に、古事記・日本書紀の神様が多い)を政治的な理由で祀らなければならなくなった神社というのも多く、妙義神社の場合もそのケースです。
そのため、本来祀っていた神様(この場合は天狗さま)を本殿裏に移動することで、政治的な表向きと本来の神様の祀りわけをしています。
三峯神社も同じようなケースで、表向きはいざなぎ・いざなみですが、本来は犬神さまをまつる神社で境内に二つ犬神さまをまつる小さい社があり、そこはとてもパワーが強く、ここが本来の社であることがわかります。
三峯神社に行ったら、領布している掛け軸を見ておいてください。ここに、いざなぎ・いざなみの姿はなく二体の犬神さまが描かれています。
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