身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

空也上人の作の和歌と伝えられています。

一般的には、身(エゴ(我)や執着心)を捨ててこそ、浮かぶ(新たに開かれる)瀬(道)もある、と解釈されますが、空也上人ともなると身を捨てるというのは、命がけの行為になります。

一般の人向けの解釈としては、人生の岐路に立った時や、選択を迫られる場面において、この言葉が意味するのは、自分という存在を捨てて、もっと大きな世界から見たときに選択すべき道が見えてくるという意味になります。

一方で、悟りを目指す人向けの解釈としては、命を捨てる覚悟があれば、新しい世界が開けるという意味になります。