2018年のブルームーン

天体・占星術

最近、スピリチュアルなネタとして、ブルームーンが話題になっています。
ブルムーンとは、一か月に二回満月がある月のこと。

2018年には、1月と3月にブルームーンが起きると言われています。
でも、それは珍しいことでもなければ、特別なことでもないのです。

また、一か月に二回満月がある月をブルームーンというのは、誰かが勝手に付けた名前でしかなく、何の根拠もない名称です。

そもそも、暦の「月」は月の満ち欠けをベースに作成されています。

江戸時代まで使われていた、太陰太陽暦では、月の満ち欠けをベースにしている暦なので、一か月に満月は一回しかありません。

その後、暦の精度を重視する改暦(こよみを変更すること)によって、太陰太陽暦から、太陽暦に変更になりました。
太陽暦では、月の満ち欠けを無視している暦なので、一か月に二回満月があるということが時々起こります。

つまり、私たちが使っている暦が月の満ち欠けを無視しているため、ブルームーンという現象が起きているにすぎません。

同じように、一か月に二回新月がある月をブラックムーンと呼んでいるようです。

ブラックムーン
今日は、ブラックムーンだそうです。ブラックムーンというのは、一か月の間に新月が二回あること。それを特別な月として、色々書いている人も居るようですが、そもそも暦の成り立ちを知っていれば、こういう新月が出て来ることは特別な事を意味しているのでは...

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