日本の政治はあと6年混迷するのか?

一般論として、社会は経済が先行し政治が追いつくのは10年かかるといわれています。それは、経済は昨日・今日・明日を単位に動いていきますが、政治は4年から5年を一つの単位として選挙が行われるため、政治体制が入れ替わるには10年くらいの時間を要するためです。

戦後の日本の状況を見てみると、1945年に敗戦というドラスティックな変化が起き、そこから政治体制の混迷化が始まります。そして政治が安定化するのは1955年のいわゆる"55年体制"の成立までの10年という時間を要しています。

年表で見てみると、
1943年9月 鳥取地震
1944年12月 昭和東南海地震
1945年1月 三河地震
1945年8月 広島、長崎への原爆投下
1945年8月 ポツダム宣言を受諾し、敗戦
1946年12月 昭和南海地震
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1955年11月 保守合同により、与党自民党、野党社会党の構図が確定し、安定的な政治体制となる。

1943年から1946年にかけて、鳥取地震、昭和東南海地震、三河地震、昭和南海地震と、4年連続で大規模な地震が発生しており、四大地震とも呼ばれていますが、戦中戦後の混乱期と重なるのであまり知られていません。そして、1945年の広島、長崎への原爆投下。

2011年という年は、地震と原発による災害という戦前から戦後にかけての4年間の縮図のような年でした。
そして、2012年の今年は、世界中で大統領・首相クラスの選挙が行われ、日本も政権が交代することが見込まれており、この年もかつての日本の縮図にもなっていることがわかります。

民主党政権が成立したのが、2009年9月ですから、政権が替ってから3年2か月が経過。ということは、単純に計算すると、あと約6年は政治的な混迷の時期になるということになります。実際には単純に10年というわけではないので、もう少し早くなると思いますが、いずれにせよ、今回の選挙で政治が安定化するということはない、ということを知っておくのは大切です。

今回の選挙では、自民も民主もだめ、第三極も離合集散している状況というのは、政治体制の入替と考えれば、まだまだ途中の段階になりますから、現在の混迷状況にあきれるのではなく、この状況はこれから先の変化のためのカオスであると、長い目で見ることが必要です。


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