春の七草

スピリチュアル

毎年恒例の記事ですが、最近このブログを読み始めた人も多いかと思うので、過去の記事今年の内容に編集して掲載します。

1月7日は、七草粥の日になりますが、春の七草は本来旧暦の1月7日に食すものですから、今年は2月16日がその日に該当します。ということで、本来の七草粥の季節は来月ですから、2月16日にチャレンジするのもいいですね。

アジアの暦である太陽太陰暦において、正月というのは現在の暦の1月末ごろから2月中ごろにあたります。その頃には、寒さも峠を越して若草も芽を出す頃です。

本来の七草粥とは野菜が不足しがちな冬を過ぎて、若草が芽を出す頃に七草の若菜を頂くことで、ビタミン不足を補うもので、七草は日本のハーブであり、昔からの日本人の生活の知恵だったわけです。

七草粥に使われる七種類の野菜ですが、旧暦の正月ごろにちょうど揃う旬のものになります。

旧名/現在の名前
芹(せり)/芹 (せり)
薺(なずな)/薺(ぺんぺん草)
御形(ごぎょう)/母子草(ははこぐさ)
繁縷(はこべら) /繁縷(はこべ)
仏の座(ほとけのざ)/小鬼田平子(こおにたびらこ)
菘(すずな) /蕪(かぶ)
蘿蔔(すずしろ)/大根(だいこん)

ところが、現代においては、グレゴリオ暦(太陽暦)を使っていて、1月7日では、まだ寒さがこれからと言う時期であり、本来の七草の時期からはずいぶん早い時期になります。そのため、スーパーなどで売っている七草はハウス栽培のものだったりします。これでは本来の七草の意味からは外れてしまっています。

なので、本来の七草の時期である旧暦の1月7日つまり、2月16日にもう一度七草粥を頂くのもいいですね。

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