放射線量測定器 RD1503 注文

東日本大震災

放射線量測定器ですが色々と考えた結果、一台目としてアマゾンでこちらを注文しました。

RADEX RD-1503(ロシア製)
価格: ¥ 30,200

※上記の写真はメーカーサイトから引用しています。
http://www.quarta-rad.ru/en/products.php?id=1

私の場合車であちこち出掛けることが多いので、その時に、その場所が安全かどうかの判断の補助として使います。メインはあくまでも私自身の感覚です。
そのため、軽量で、安い、ほどほど精度があるもので、壊れたり、無くしたりしても諦めが付くものを選択しています。

そして、これを測定器とは思っていません。(←ここは重要)
色々と調べてみると、放射線量で言えば、0.1μSv以上の場所での精度はそこそこ あるけど、都内みたいな0.05μSvぐらいの場所になると事実上測定限界以下になり、かなり誤差がある数値になります。なので、東京近辺で使うと、この測定器の数値は、あくまでも目安でしかありません。
公的機関が数十万円する精度の高い放射線測定器を使い、測定法をきちんと守って測定した数字に比べると、かなりの誤差がある数字(時には数倍の誤差もある)しか出てこないということも知っておく必要があります。
なので、この測定器の数字を公的な数字と比較して、公的機関は情報を隠ぺいしていると言っても、きちんとした専門家からみればそれは素人が誤差の多い機材で、誤差の多い測定をしたということでしかありません。

なので、東京の皇居以西在住で居住地以外に移動しない人がこの測定器を買ってもあまり意味はなく、自身の周囲の環境放射量を測定するのであれば、これよりも精度が一桁高いものが必要です。
しかし、千葉のホットスポットと言われるような0.1μSv以上の地域とか、福島などの放射線量の高いところに行く人であれば持つ意味があると思います。

ということで、色々な場所に出かけるひとが、その場所が危険かどうかを判断する補助の機材としては、十分な性能だと思います。

上記以外にも、放射線測定器の購入を考えていて、ワークショップする場所が安全なのかを検証する精度の測定器だと、0.001μSvレベルの精度が必要になり、そうなるとそれなりに高価な機材になります。

手元に届いたら、レポートしたいと思います。

コメント

  1. はぁぷ より:

    チェルノブイリ事故を経て
    ロシア製のものは
    ノウハウがあるのでしょうね。
    乾電池が使えるのは便利ですね。
    話はそれますが、
    スーパーとかに行って
    食品を選ぶときに
    ピッとかやって
    わかるハンディな放射線計測器ないですかねぇ。
    現在の技術だと
    かなり高価で大掛かりな装置が必要だそうです。
    空間線量が測れるものは
    単位が違いますし、
    概して空間線量より放射線量が低い個々の食品などの
    計測は難しいらしいです。。。

  2. ひめ より:

    こんにちは
    参考になりました。
    エステーから放射線測定器「エアカウンター」が
    ¥15,000位では発売されましたね
    注文殺到・・だそうです。

  3. ひめ より:

    すみません
    まだ 発売されていませんでした
    発売は10月だそうです。
    失礼しました。

  4. 行方一 より:

    かれこれ4ヶ月位使ってます。10万以下は玩具と言われてるけど多機種や公的データーと比べたりあちこち出かけて測って見ればそこそこの値は現わしていると思いますよ。常磐道でいわき。東北道で一関。埼玉・千葉の高線量都市、三郷、松戸、柏でも測ってます。
    上位機種1706も知ってるけどあまり変わらないと思います。私はアルミ箔で底部と受線孔を厚く覆いビニール袋で直接測定物に触れないようにしています。
    シンチ式や精度の良いのが欲しいが20万は覚悟しないと行けないからこれで満足しています。

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