世界の自然放射線量

東日本大震災

国連科学委員会(UNSCEAR)が、1988年に公刊した報告書「電離放射線の線源、影響及びそのリスク」に、世界の空間放射線量(自然放射線量)の値があります。

Annex A: Exposures from natural sources of radiation ( Tables & References)
http://www.unscear.org/docs/reports/1988/1988c_unscear.pdf

上記のTable 4になります。データはチェルノブイリ以前のもの。

このデータから、最大値の降順の表を作ってみました。単位がnG/hだと分かりにくいので、単位をμSv/hに換算しています。

最大値が0.35μSv/hを超えるような場所は特殊な場所になりますが、ヨーロッパでは、最大値が0.25μSv/hぐらいになる場所が普通に存在しており、フランスのモンブラン山系の観光地エギーユ・デュ・ミディ、イタリアの首都ローマが0.25μSv/hだったりします。

そのため、ヨーロッパ製の放射線測定器のアラーム設定は、0.30μSv/hが基本数値になっているものが多いようです。

(参考)

おフランス 嫁入り日記 > フランスの放射線量
http://francelife.linkulblog.net/e130410.html

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