「釈尊の断食法」前田行貴著・株式会社地湧社を読んでいたらちょうど、気功ダイエットの原理が書いてあったので、少し長いですが引用すると・・・
食を断つと、人体は体内の過剰物質からエネルギーを調達しようとします。 まず血液中のブドウ糖などの糖分を消耗します。 (中略) さて、糖分が消耗されると、次に体は体脂肪をエネルギーとして使い始めます。皮下脂肪と内臓脂肪などを合計すると、体重六〇キロの人で一五キログラム、エネルギー量換算で一四万カロリーとなり、これはおよそ二か月あるいはそれ以上何も食べなくても、水だけ摂取していれば生きていける量です。 ただし、脳のエネルギー源としては、脂肪は利用できません。けれど脂肪やタンパク質が使われる時に作られるケトン体を利用することができます。ケトン体は通常は体内に存在していませんが、糖分が消耗したあとで脂肪を原料にして作られるのです。 |
ということで、栄養学的には「自殺行為」なのに、実際にはそんなことがないというのは、体内の脂肪と水だけでもかなりの期間人間は生きていけるということなんですね。
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