新しい車にしばらく乗っていたのですが、どうも乗り心地が固い。若干跳ねるような挙動もするので、タイヤの空気圧を見ると、四輪とも280kPa(キロパスカル)になってる。
標準空気圧は、前輪260kPa、後輪230kPaなので、1.22倍も空気圧が高い。
それじゃぁ、乗り心地が固いわけだ。
ということで、空気圧を標準にしたら、ずいぶん改善されました。
大多数のドライバーは、タイヤの空気圧を気にしてないです。しかし、タイヤの空気は自然に少しずつ抜けて空気圧が下がってきます。あまり下がるとパンクやバーストの危険性があります。
JAFによると、2023年度の出動理由のうち、一般道路2位、高速道路1位が、タイヤのパンク、バースト、空気圧不足です。(リンク)
そのため、新しいタイヤを付ける時に、メカニックは空気圧を高めにすることがあります。以前乗っていた車でも、そういう事が一度ありました。
でも、空気圧が高いと乗り心地や操縦安定性への影響があるので、タイヤを変えたら空気圧をチェックして、標準空気圧に調整した方が良いです。
また、空気圧が低いと燃費が悪化します。高速道路では5%近く悪化することもあり、実質的には最大で1リットルあたり7円高いガソリンを使用しているのと同じになります。(リンク)
そのため、少なくとも一か月に一度、タイヤへの負担が大きい運転をしている場合は2-3週間に一度はタイヤの空気圧をチェックしましょう。
タイヤの空気圧点検と調整方法については、以下のJAFのサイトが分かりやすいです。
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-inspection/subcategory-tire/faq203
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