マインド・タイム 脳と意識の時間 by ベンジャミン・リベット

◆悟り・ノンデュアリティ

人に自由意志があるのかどうかを投げかける、意識/心を扱った研究として有名な書籍です。 先ほどこの記事を書いている最中にちょうど届いたところで、読むのはこれからですが、有名な研究であり、意識や自由意志を考える上で、必読の本です。

私たちは、通常自由意志があり、自分が意思決定してから行動を起こすと思っていますが、この研究が明らかにしたのは、自分の意思で行動を起こしているのではなく、意思で行動を起こす0.5秒前に既に決定されているということです。
これは、人は自由意志で行動しているのではなく、何か別の要因で既に決定がなされており、人はその別の要因によって動かされて、意思決定しているということです。
この研究の結果、脳科学において最近では、人には自由意志があるように見えるが、実際のところ、自由意志は存在しないということが言われています。

mind time

書名:マインド・タイム 脳と意識の時間
著者:ベンジャミン・リベット
翻訳:下條 信輔
出版社: 岩波書店 (2005/7/28)
ISBN-10: 400002163X
ISBN-13: 978-4000021630
発売日: 2005/7/28
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/400002163X/

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自由意思は存在しないのか?
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