過去生について少し書いておきます。
過去生は、普通のパターンでは、
(1)過去生があるのかどうか解らない → (2)過去生が存在することを理解する → (3)過去生とは、本当の意味では存在しないことを理解する
という順番で理解を深めて行くことになります。
一度に過去生というものを全て理解できる人はまれなので、私のセッションではその人の理解度に合わせて、上記のどれかを話をしています。
ミステリースクールなどでは、(1)や(2)に入ったばかりのレベルの人にいきなり(3)の話をすることがあり、十分な理解が出来て次の段階に進む準備がないままで過去生が存在しないという話になってしまうと、話を聞いた人が混乱することになるので、注意が必要です。
過去生において、語られるのが一つの魂と複数の人生ですが、これは理解度で言えば(2)の段階です。
ここでは、(3)のレベルの話を少し書いておきます。
全ては一つ(ワンネス)であるということを理解できれば、一つの魂といったときそれは全宇宙の魂が一つであるということです。なので、ある人の過去生を現世で複数の人が持つこともあります。ただ(2)のレベルの人にはそういう情報はあまり出てこないようです。
また、(2)のレベルで到達すべきテーマがある人の場合も、一つの魂と複数の人生という形で過去生が見えているようです。
私の過去生を見たとき、確かに過去生として存在していたという実体験があるのだが、この魂とその過去生がどうも完全に一致しないというか、違和感も同時に感じることがありました。
私は、武田信玄/勝頼の時代に武田性ではないが武将頭で、長篠の戦いで死んでいました。他にも、武田繋がりの体験がいくつもあり、確かに武田の武将であったことはよく理解できるのですが、一方でなんとなくそれが自分なのか?という違和感もあったことは確かです。
でも、現世において、複数の魂の過去生を引き継いでいることを理解できれば、そこに違和感はなくなりました。
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