人格は、一人に一つと思ってませんか?
普段の生活を見ていると、そう考えていても良いのでそう思われています。
でも、あなたの近くに、こんな人いませんか?
・仕事はきちんとするのに、プライベートはぐちゃぐちゃ。
・普段はおとなしいのに、車を運転すると荒っぽく攻撃的な運転になる。
・お酒を飲んだら、ある所から急に性格が変わる。
普通は、一つの人格で説明しようとするのですが、ある時にAという側面を見せるのに、ある時はまったく別のBという側面を見せる場合、一つの人格ではうまく説明が付きません。
人は、過去生で経験した人格を沢山持っています。通常は潜在意識下にあるので、表に現れることはあまりありません。
それらが表に現れるのは、自分を取り巻くシーン(場面や現場)が変わるときです。
自分が潜在意識化に持っている人格とシーンが合致した時に、別の人格が表れることがあります。ただ、合致しても別の人格が表れないことも多いので、人格は一つであるという思い込みが出来上がってます。
また、Aという人格から、Bという人格に切替わった時は普段とは別の自分が働いているため、Aという人格に戻った時に、記憶が曖昧か、あるいは記憶が全く思い出せないということが起きます。
それが多くみられるのは、飲酒です。お酒を沢山飲むと、あるところから急に性格が変わったり、記憶が跳ぶという経験をした人も居るかと思います。それは人格がAからB(あるいはCやD)に切替わっているためです。
別の人格が表れているため、Aに戻った時には記憶が残っていないということが起きます。
良く言われるのが、「飲んでタガが外れたから」ですが、単にタガが外れたというにはあまりにも変貌する場合、一つの人格でタガが外れるというよりは、別の人格が表れてたと考える方が自然なことが多いです。
人は、そもそも多重人格であると理解するなら、シーンが変わった時に、人が突然それまでとは全く異なった行動や思考をしてしまうということも、説明ができます。
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