守護霊はいますか?

スピリチュアルカウンセリング

カウンセリングの中で「私に守護霊はいますか?」という質問を受けることがよくあるのですが、守護霊については定義の混乱があるので、こちらに書いておきます。

【狭義の守護霊】
その人を守護する霊のみを指す。ここで言う霊とは霊的レベルの存在のみを指すので、概ねかつて人間として地球上での経験を持つ。神仏、天使、動物およびハイヤーセルフなどは守護霊とは言わない。

【広義の守護霊】
その人の守護、指導、背後の存在としての霊・神・仏・天使・動物・精霊およびハイヤーセルフなどの存在を指す。
ここでは、混乱を避けるため、狭義の守護霊=守護霊、広義の守護霊=ガイドとして説明します。
ひとりひとりに付き添っているのは広義の守護霊(=ガイド)です。

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狭義の守護霊の概念しか持っていないリーダー(読み手)の場合、"守護霊が見えない=守護霊が居ない"ということを言うことがあります。そのため、「人には守護霊が居る」という人と「守護霊は居ない」というリーダーが居て混乱を生じています。

確かに、守護の役割を持っているガイドの場合は、基本的に表立って現れることは少ないので、守護霊は見えないという人も多いですし、実際見ていてもあまり表には出てこないことが多く、表立って現れてくるのは多くの場合"指導"の役割を持っている存在です。

ガイドは、守護、指導、背後という概ね三つの役割を持っていますが、三つの役割というのは明確に分断できるものではなく、それぞれオーバーラップしているので、1人のガイドが三つの役割を兼任している場合もあれば、3人以上のガイドがそれぞれの役割を時と場合によって分担している場合があり、1人以上のガイドが人間1人に付き添っていることになります。

そのため、1人の人間にずっと付き添っているガイドも居れば、ある経験や学習が必要な時期に表に出て、その時期が過ぎると後ろに下がるガイドなど様々なスタイルで動いています。
これは学校の授業を考えてみると分かりやすく、学生の担任として継続的に担当する先生もいれば、教科ごとの専門の先生がいるのと同じです。

色々な人の言っていることを見ていると、狭義の守護霊を言っている人、広義の守護霊(ガイド)を言っている人がいますが、守護霊という言葉について、複数の定義が存在していることを説明しない(もしくは知らない)ため、守護霊(ガイド)の概念について一般の人が混乱しているのが現実です。

広義の場合は、守護霊といいつつも、神仏・天使などが含まれて居ますが、狭義の守護霊しか概念がない読み手の場合、神仏・天使系ガイドがついている人を見た場合に守護霊が居ないように見えます。

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ここでは、広義の守護霊=ガイドの役割について説明します。守護・指導・背後の3つの役割に分けて説明しますが、これらはガイドの役割の側面を説明しやすくするためにこのような書き方をしていますので、説明者によってはもう少し多面的に書く人もいれば、守護霊という言い方で一つにまとめている人も見られます。

【守護】
守護とというと外的から護ってくれるイメージが強いのですが、守護ガイドの役割は、地球上において人間が活動するためのエネルギー場であるプロテクションフィールドを作るといった方がより正確だと思います。
寒さ・暑さから体を守るために衣服を着るように、人間が地球上での経験をすすめるためのプロテクションフィールドを形成するのが守護の役割になります。衣服は着てしまえばあまりその存在を意識しなくなるように、守護の役割もプロテクションフィールドの形成が主体なので、表立って何かをすることは少なく、見えにくいことが多いです。

【指導】
指導ガイドは、人が霊的見地からみてより良い人生を送ることができるようにサポートするのが役割です。
お金や地位などの現世的な事柄については、それが霊的な成長に繋がる場合はサポートしますが、成長に繋がらない場合はサポートしません。
よく、守護霊のサポートがあると運勢が良くなると言われているのは、広義のガイドの指導面のことです。
司るのが指導面ですので、その人の成長のために表立って活動することも多く、霊的な知識を勉強するような場合などは特に積極的になる傾向がありますが、あくまでも人が主体でガイドはサポート役ですので、さりげないやりかたで導いていくのが普通です。
ただし、チャネラーやヒーラーなどのような霊的な仕事を直接するような人の場合は、表立って活動することがありますし、成長のために強制的な動きをすることもまれにあります。
指導ガイドの場合は、その人の成長の段階に応じて、専門的なガイドが来たりすることがあるので、入れ替わりがあることが多いです。

【背後】
人の人生の計画の全体像のコーディネートを行うガイドで、人生の全体の目的に沿った出会いや仕事、住む場所などの選択をサポートします。血統や霊統といったことも扱うので、過去生や未来生に繋がることもサポートします。
人生の計画は、人が霊的な成長の段階ですので、あまりに早い時期に次の段階が見えてしまうとかえって混乱を生むこともあり、そのために、このガイドも見えにくいところがよくあります。

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自分にガイドがいるのかどうかということについては、人間1人には1人以上のガイドがついています。
ガイドは、人間が地球に生まれてくるときの言わば介助役(あるいは親)みたいなものなので、ガイドはかならずいます。ただ、その人の今回の人生の組み立てが霊的な成長が「現世をよりよく生きる」ことで果たされるようなケースではガイドはあくまでも裏方として仕事をして行く傾向があるので、そういった場合は見えずらくなります。
一方で、霊的な仕事を今生で行う人の場合はかなりはっきりと出てくることになります。

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