守護霊は護ってくれない?

※こちらの記事は、「守護霊という名称(http://oyashima.way-nifty.com/blog/2009/04/post-6bfa.html )」の続きです。
守護霊について調べて行くと、やはり浅野和三郎氏がその原点になるようで、著書の「神霊主義―心霊科学からスピリチュアリズムへ」の後半に説明があります。
英語の Guardian Angel ないしはGuardian Spirit の訳として、「守護霊」という言葉を使っています。
このguardianという単語は、guard + ian (接尾語) になるので、guard の意味を調べて行くと、確かに守護するという意味もあるのですが、類語としては、protectやdefendなどもあります。これらの類語を整理すると。
 guard:人や場所・品物などを、見張る
 protect:人や物を傷害・損傷・病気などから守る
 defend:人や場所を攻撃から守る
ということになり、guardには、守るというよりも見張るという意味が強いということになります。
英国には、The Guardian (ガーディアン)という新聞社がありますが、まさにこれは見張るという意味合いで使っていますし、The Guards というと近衛兵や番人、番人、看守といった意味合いになります。
「The Guards」 もしくは、「近衛兵」をキーワードでGoogleの画像検索をしてみると分かりやすいのですが、近衛兵というのはあまり戦闘に向いた装備・服装ではありません。戦って守るというより、見張るということを目的としているため、服装も目立つものが多いです。
Guardian Angel ないしはGuardian Spirit という概念は古くからあるので、guardの語源を調べて行くと、古いフランス語の「見張る」から来ています。protectは、ラテン語の「前をおおう」。defendは、ラテン語「撃退する・打つ」から来ており、こちらを見てもguardというのは、「見張る」という意味合いになります。
なので、Guardian Angel を「守護天使」、Guardian Spirit を「守護霊」とする訳は、本来の意味とは異なった印象を与えることになってしまいます。

コメント

  1. すずめ より:

    まさしく、海上保安庁が、
     Japan Coast Guard
    ですね。
    遭難した時の救援はしてもらえるのかも知れません。

  2. 照蓮 より:

    番人ですかーーー。納得です!
    イスラムの考え方で、人間には左右の肩に一人ずつ天使がおり、
    それぞれ善行悪行を記録する、というのを思い出しました。
    そこまでキッチリ番人っぽくはないかな(笑)
    サポート担当、と考えるのが今の私には腑に落ちます。
    私が考えるより、よっぽど多機能なんでしょうね~。
    すっごい複雑で精密なやり方で支援してくれてると思います。
    またいろいろ考えちゃう~(笑)

  3. 八雲 より:

    すずめさん
    まさしく、海上保安庁が、
     Japan Coast Guard
    ですね。
    日本語の中には、和製英語も沢山あるので、ガード=門番 から、ガード=守護 と変換してきたことを感じます。
    照蓮さん
    やはり、番人とするのが正確だと思います。

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