その2(リンク)から続く
●檀家なので菩提寺の住職に聞いてみた。
四太郎:生まれ変わりってあるの?
住 職:死んだ後のことなんか分りませんからね~
◇
四太郎:住職が、死んだ後の事なんか判らんって、いったいどういうこと?
八 雲:住職が、悟った人であるとは限りませんよ。
四太郎:悟ったから住職になったのではないの?
八 雲:住職、つまりお坊さんが、悟った人であるという保証はありません。
四太郎:お寺のお坊さんは、みんな悟っていると思っていたけど・・・
八 雲:残念ながら、みんな悟っているわけではありません。
八 雲:住職という職業は、多くが先代からの継承です。悟っているかどうかよりは、お寺という事業を継続できるかどうかの方が重要です。
四太郎:そうなんや・・・
◇
現代において、お寺のお坊さん(住職)が悟っていないということは、珍しいことではありません。
上記の回答は、作り話ではなく、TVなどで実在する住職さんが語った話を引用して書いています。
死後どうなるのかについて、上記のような回答をする住職がいたら、修行不足か勉強不足だと、私は思っています。
◇
四太郎:じゃぁ、住職というか、坊主といっても、単なる生臭坊主?
八 雲:みんなが生臭坊主ということではありません。悟りには至ってないけど、真面目な住職さんも沢山います。
四太郎:うーん。どうやって見分けるの?
八 雲:簡単な見分け法があればいいのですが、見分けるためには、住職さんが普段何を言ってるのか良く見る必要がありますが、ちょっと難しいですね。
◇
現代において、多くのお寺は仏教本来の目的である悟りへ向かうためのサポートという機能を失って、葬式などの霊的な儀式を行うためのものになっています。
そのため、本来の悟りや救いといった機能を果たしているお寺は残念ながら少ないのが現実です。
その4(リンク)につづく
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