※2017.2.13更新
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東国三社
http://enlt.jp/ps/Togoku3/
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香取神宮、鹿島神宮、息栖神社の三社をあわせて、東国三社と呼ばれています。
この三社は、直角三角形の配置になっていることは、知られていますが、海との関わりという点ではあまり知られていません。
この三社の神は海からやってきたという言い伝えもあり、三社とも海に面して鳥居があります。
(1)香取神宮
(2)鹿島神宮
(3)息栖神社
海とのかかわりと言っても、現在ではいずれも内陸に位置する神社なので、わかりにくかと思いますが、古代の海岸線の図では以下のようになります。
(4)古代の海岸線
※以下の図は、学生社の書籍「鹿島神宮」から引用させてもらいました。 この図をみると、東国三社が、かつては海に面していたことが理解できると思います。
(続く)
(参考文献)
書名:鹿島神宮
出版社:学生社 – internet archive
http://www.gakusei.co.jp/tetugaku.htm
古代であそぼ > 関東の海岸線 – internet archive
http://www.d3.dion.ne.jp/~stan/kasi/k3_mgw1.htm
鹿島トライアングル ―東国三社と巨石信仰の謎―
http://www.ley-line.net/kashima/kashima_top.html
コメント
こないだ、鹿島にいきました。以前、この三社にも行った事はありますが、鳥栖以外は、この写真の鳥居はわからなかった。
どこですか?
最初にこの三社にいった時も、こないだも感じたのは、「地の果て感」です。
海からきた神さまというより、自分は海に向かう、と感じました。
それとは逆に、大洗の磯前http://oarai-isosakijinja.or.jp/
では、海からくる「えびす・恵比寿・夷・蛭子」の感じです。
良いことも悪いことも、海からくる感じ。
そのうえで、静かないい場所でした。
Amano-Jokeさん
鹿島神宮の宮司さんもその本の中で、地の果てみたいなことを書いていますね。
この神宮ができたときは、大和朝廷の勢力の東の果てになるので、そういう感じもありますね。
息栖以外の鳥居は本殿からは少し離れたところにあるのですが、その話は後続の記事で書ければと思います。