成長のS字曲線

組織学とか、技術分野などにおいて、発生から消滅までの間にどのような段階をたどっていくのかについて、S字曲線であらわされることがよくあります。
一般には、成長のS字曲線と呼ばれることがあります。

Scurveこれは、ある生物種の規模、組織・団体の規模、あるいは特定技術普及など、様々な場所で見ることができます。

全体的には、概ね上図のような四つの段階(期)に分けて説明されます。
ここでは、 組織(・団体)の規模を例にして説明します。

創成期:
この時点では、この組織に大まかな方向性はあるが、具体的な事柄については、模索している段階であるため、先の見通しがよくない状態であるため、人の出入りも多い。
社会からは目立たない存在であるため、組織が行っていることが社会と乖離があっても問題視されない。

成長期:
組織の大きい方向性とぐらい的な事柄については、組織内において合意が形成されているため、組織が持つエネルギーを成長方向に振り分けることができるようになっている。
そのため、組織は急速に成長してゆくが、成長を重視するあまり、社会とのトラブル・軋轢を生じることが多い。また、組織が行っていることと、社会との乖離が問題視されるようになる。

安定期:
人口は有限であるため、どのような組織であっても、無限の成長をすることはなく、いずれ成長が鈍化する時期を迎えることになる。このころは、成長よりも、社会に受け入れられることを重視するようになる。
また、財政的にも安定した時期になるので、大きな建造物を建てたりすることもある。組織によっては、この安定期が百年を超えるものもある。

衰退期:
規模がピークアウトし、減少に向かっている状態。この状態から抜け出すには、組織構造を抜本的に変革することが必要になる。それができない場合は、静かに消滅するということになるが、従来の成功体験を持っている人たちが組織の重役を務めているため、なかなか変革は難しいが、変革をするには、若返りが必須である。
この時期では、業界の異端児と呼ばれる人たちの方が、お客さんから見れば正しいことを行っているというケースもよく見られる。


この記事を書いた人について[9/5更新]:

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