スピリチュアルな世界では、光を良しとして、闇を避けるもの、とする傾向が見られますが、これは地球上の感覚であって、宇宙の感覚とは、また異なるものです。
宇宙において、光り輝く星も沢山ありますが、それ以上に光のない空間の方がはるかに大きな領域を占めています。
また、最近の宇宙論では、光に反応しないダークマターとかダークエネルギーといった、ある意味闇の物質や闇のエネルギーが宇宙を構成する非常に重要な要素であるといったことが言われています。なので、現代宇宙物理学からいえば、闇というのは、この宇宙を成り立たせている非常に重要な要素であるということです。
ということで、光と闇については、もうすこし区分を明確にしておいた方がいいようです。
そこで、区分をしてみると、
光:光そのもの(普遍的な光)
影:光が当たっていない領域(ダークサイド)
闇:光や影を生み出す元となるもの(ダークマター、ダークエネルギー)
という区分をすることができます。
ここで、重要なのは、闇を地球上の感覚のヤミととらえるのではなく、
闇=光や影を生み出す元となるもの
という考え方です。
東洋的な考え方では、闇とは、光や影も含めて、すべてを生み出すものという考え方があります。
西洋的なスピリチュアル感覚では、
光と影(=闇)
となっていることが多いようです。なので、影(=闇)は嫌われる傾向があります。
ところが、東洋においては、上記でも書いているように、陰陽思想があり、闇(陰)は光(陽)とセットで扱われるものであり、光(陽)と同等な役割を持っているとされています。
最近の宇宙物理学を見ても、闇というのは、すべてを生み出すための重要な要素として考えられるようになってきています。
なので、光と闇といった、二元的な考え方よりは、「光と影と闇」という、考え方の方がこの世界を理解する上での重要な考え方になると思います。
コメント
お風邪の方はいかがですか?
ゆっくり療養して、早く良くなってくださいね♪
そういえば先日明治神宮でひいたおみくじが厳しいもので、
ちょっぴり落ち込んでいます・・[E:down]
八雲さんはおみくじなどひかれますか?