スピリチュアルなヒーリングやカウンセリングの金額を決めるときの基本的な方針として多くの人が使っているのが、
ヒーリング・カウンセリングを行うのに要したエネルギー量 = 金額
になりますが、これはあくまでもエネルギー量になるので、エネルギー量とその人の能力が、比例するとは限らないという点に注意が必要です。
つまり、
金額の高さ ≠ その人の能力の高さ
ということで、金額が高いからといって、その人の能力が高いとは限らないということです。
私自身が、自分のことで相談に行く霊能者と呼ばれる人が数人居るのですが、それらの方々の金額は、私よりも安い設定になっていることもあります。
それは、「エネルギー効率が良い」ため、同じことをするのにも、少ないエネルギーで行うことができるため、高い金額にする必要がないということです。
なので、
エネルギー効率(高い) × 能力(高い) = 要したエネルギー量(少ない) = 金額(低め設定)
となり、エネルギー効率が良い分だけ、金額設定も低めになるという結果になります。
ところが、一般的には、
金額の高さ = その人の能力の高さ
という思い込みがあるようですが、それは一般的な商品の場合、「高い物ほど良い物」という刷り込みがあるからです。しかし、スピリチュアルな能力ということになると、それは正しい見方とは言えないということです。
このあたりの考え方は、私がメーカー出身であるということも関係しています。
メーカーというのは、良い物をより安く作ると、多くの人が買ってくれるようになるので、メーカーも潤い、ユーザーにも喜んでもらえるという、両者が得をするという考え方があります。
なので、そういった発想が無い人の場合は、エネルギー効率という考え方が無いかもしくは、非常に希薄になるので、エネルギー効率を向上させる取り組みをしないため、
仕事の大変さ(大きい) = 使用するエネルギーの量(多い) = 金額(高め)
となり、
仕事の大変さ(大きい) × エネルギー効率(高い) = 使用するエネルギーの量(少ない)= 金額(低め)
という人とは、金額設定が随分異なることになってきます。
このあたりは、どちらが良いとか悪いという問題ではなく、その人の相性の部分になるので、自分に合っている人を選択するということが重要になります。
とは言え、その人の能力を推し量るのに、一般の人の場合は、
金額設定が重要な判断要素になる → 金額が高い → 能力が高い
という判断になりがちになるのは、致し方ないという面もあり、悩ましいところです。
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