淡路島ヴォルテックスゾーン

神社

淡路島は、本州、淡路島、四国を連結するヴォルテックスゾーンです。

最初は、淡路島の重要なスポットから。

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伊弉諾神宮は、レイラインが集まる場所として知られており、境内にも日時計をかたどったモニュメントがあります。しかし公式HPではなぜかその点について触れられていないので、こちらのページが参考になります。

伊弉諾神社 - Leyline Hunting
http://www.ley-line.net/gobou/gobou04.html

伊弉諾神宮は、国生み神話の中心となる場所と言われていますが、国生みを行ったのは、おのころ島と言われており、その伝承の地の一つが、おのころ島神社になります。その場所は、一方で淡路島南方の位置する沼島とも言われていますが、私は行ったことがない(呼ばれてない)ので、良くわかりません。

おのころ島神社
http://www.freedom.ne.jp/onokoro/

おのころ島神社に行ってみると、不釣合いな大鳥居は別として(笑)、この小高い島状の場所が普通の場所ではないことは確かです。

一方で、伊弉諾神宮は律令制の時代に、淡路国と呼ばれ、その頃の一之宮、つまり国で一番の神社でした。そして二宮、つまり二番目の神社として、大和大国魂神社があります。

大和大国魂神社(Genbunet)
http://www.genbu.net/data/awaji/ookunitama_title.htm

その名前でわかるとおり、大和の国の魂と言える神社です。現在は、小さい神社になっていますが、そこに行くと場のエネルギーが強く、かつては大きい神社であったと思われます。

国生み神話というのは、男と女が、おのころ島という軸を中心にぐるぐる回ること、つまりヴォルテックスを形成することで、国土や神々を生み出したということですから、ヴォルテックスの地を巡るというのは、あらゆることを生み出すことにつながります。これは、現代的な表現をするなら、想いを実現すること、すなわち願望実現にもつながります。

そして、次に、伊弉諾神宮がある場所の地名に注目すると、「多賀」という地名になります。

多賀というと、琵琶湖の東側に多賀という地名があり、そこには多賀大社があります。

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多賀大社も、いざなぎ・いざなみを祀る神社なので、淡路島の伊弉諾神宮と深い関係にあります。

多賀大社(Genbunet)
http://www.genbu.net/data/oumi/taga_title.htm

多賀大社のすぐ近くにある、多賀大社とセットの胡宮神社もお勧めです。

胡宮神社
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=344

ここで、淡路島と琵琶湖の形を比べてみます。そうすると、大阪あたりを中心として、180度回転させると、淡路島と琵琶湖は、大きさも形もほぼ同じであることが分かります。つまり淡路島を凸、琵琶湖を凹とした陰陽、あるいは男女の関係にあることが分かります。

また、淡路島と琵琶湖の形状を見ると、時計まわりの渦巻きの形をしており、大きなヴォルテックスを見て取れます。

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地球規模で見たとき、北半球の海流は時計方向の上から見て右廻りの渦巻きになるので、それと呼応しているのがわかります。

また、いざなぎ・いざなみの国生み神話においても、メインである男神が廻る方向は、時計方向(上から見て右廻り)であると言われています。

このヴォルテックスの中に、古都である京都や商人の都である大阪があるのは、偶然ではありません。台風の目のように、大きな渦の中で、目と呼ばれる部分は、渦という大きな流れの中で、中心であり、静かであるという、都にするのはちょうど良い場所になります。

そして、淡路島と言えば、鳴門の渦潮で知られています。

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これは、淡路島と琵琶湖の大きな渦が目に見える形で表れていると考えると、分かりやすくなります。鳴門の渦巻きは、地形との関係もあるので、全て時計方向というわけではないが、時計方向(上から見て右巻き)の方が多いということが知られています。

そして、淡路島からさらに下ると、四国であり、ここは四国八十八か所巡礼で知られていますが、これも時計回りの巡礼というヴォルテックスを形成しています。

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四国鳴門市には、八十八か所巡りの一番寺である、霊山寺があります。

四国八十八か所霊場会 > 一番寺 霊山寺
http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/01ryozenji/

またその近くには、阿波国の一之宮である、大麻比古神社があります。

阿波国一之宮 大麻比古神社
http://www.ooasahikojinja.jp/

四国といえば、金毘羅さん(コンピラさん)が有名で、本山は香川県琴平町にありますが、四国の東の鳴門にも小さな金刀羅神社がありますJR鳴門線の金比羅駅・高松自動車道の鳴門インターの近くになるので、探してみてください。

金刀比羅神社 ~鳴門市木津~
http://blog.goo.ne.jp/chora613/e/ad91de1599dbad312fc7acc650a33d6c
この神社は、行ったことがないけど、良い場所のはず。

つまり、淡路島を中心として、大きな二つのヴォルテックス(淡路島~琵琶湖)、(四国八十八か所)と、眼に見えるヴォルテックス(鳴門の渦潮)という、渦がそこにはあります。

渦巻き(ヴォルテックス)というのは、いざなぎ・いざなみの国生み、あるいは、龍神さんの渦といった水的なエネルギーになりますが、このエネルギーは、あらゆる物質的・エネルギー的なものを生み出す元になります。

それを人的に言い換えるなら、想いを実現するエネルギーでもあります。なので、自分の想いを現実化させたいのであれば、これらのヴォルテックスを巡るというのも良い方法になります。

お勧めとしては、多賀大社→京都→大阪→淡路島→伊弉諾神宮→鳴門の渦潮→淡路島→多賀大社と、自分自身も時計回りの渦潮のように一周して巡る旅です。

できれば、四国も入れたいところですが、八十八か所巡りとなると、日数を要するので、琵琶湖~淡路島というルートの方がお勧めです。

(おまけ)

淡路島の高速道路北端の淡路サービスエリアは、瀬戸内と対岸の神戸と明石海峡大橋を眺めるビューポイントとしてお勧めです。写真は上り線サービスエリア。手前のフェンスが湾曲して見えるのは、パノラマ撮影によるもので、実際は直線です。

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(おまけのおまけ)

淡路島南部から四国鳴門周辺に温泉つきのホテルがあります。以前泊まったのは、四国鳴門側のホテルで、海の眺望が良くて、大変良い部屋でした。

しかし、大浴場の温泉は海水臭のある温泉で、その臭いを消すためにフルーツ風呂にしていましたが、とても入る気がしませんでした。この付近では温泉は期待しない方がいいかと思います。

コメント

  1. にしだ より:

    淡路島のかたちが琵琶湖とそっくり、初めて気がつきました! 多賀の地名も不思議ですね。
    伊弉諾神宮は何回か行ったことがあるのですが、「放生の神池」に亀がいっぱいいて、子ども達は餌をあげて喜んでいました。
    淡路島は温泉は確かにいまいちですが、鳴門の渦潮はすごい迫力です。海の中に高低ができ、あちこちで渦が出来るなかを船で通ります。一見の価値ありです。お土産の灰わかめもおすすめです。
    それと、淡路島の南東の、友が島も良いですよ。無人島のせいかもしれませんが、すごく気持ちの良い気を感じるところがありました。伊弉諾神宮から冬至の日の出のラインにちょっと近い場所ですが、関係あるのかな?

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