国道6号線が通行止めだった時期の迂回路として、県道12号線が指定されていました。2014/10/11現在も通行止めとなっておらず、南相馬(浜通り)から川俣町(中通り)へ抜ける道路として使われています。
いわき市⇔相馬市・南相馬市 帰還困難区域迂回路情報
http://www.thr.mlit.go.jp/iwaki/keikaikuiki/ukairo.pdf
福島県通行規制情報
http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-list.htm
しかし、この県道12号線は居住制限区域である飯舘村を通過しており、区域に入ると放射線量が高くなります。9月に東北に行った時は、この道が居住制限区域を通過することを知らずに行ったのですが、山に入ると急速に放射線量が高くなります。
南相馬から川俣町へ県道12号線を通った時の放射線量を地図上にプロットしてみました。車を停車できる場所での値なので、全体を表しているわけではありませんが、状況を知るには十分かと思います。
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南相馬ICを超えた辺りから線量が上がり始める(南相馬市)
(1) 0.59/0.48μSv/h(南相馬ICから5.5Km/南相馬市)
(2) 0.58/0.39μSv/h(南相馬ICから8.3Km/南相馬市)
八木沢峠(南相馬市/飯舘村)
(3) 0.59/0.50μSv/h(南相馬ICから14.5Km/飯舘村)
(4) 0.75/0.61μSv/h(南相馬ICから23.5Km/飯舘村)
水境妙見初發神社がある峠を境に線量が下がる(飯舘村/川俣町)
(5) 0.15/0.13μSv/h(南相馬ICから32.8Km/川俣町)
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線量が最も高かった場所での値。
県道12号線は、南相馬市~飯舘村の間では線量が高く、重量物を積んで速度の出ないトレーラーが前を走っていたり、工事で片側交互通行になったりして、以外と時間が掛かってしまいますので、不要不急の通行は控えた方が良いです。
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