昔撮影した写真で、神社などを紹介するシリーズ - その6
伏見稲荷大社(京都市伏見区深草藪之内町68)は、稲荷の総本山。
本殿後方には稲荷大社のご神体であり、霊山である稲荷山があり、非常に沢山の祠や鳥居が奉納されている。稲荷山を巡るのを「お山する」と言う。
神社の境内や御山には、人間の欲望系のエネルギーが沢山転がっているので、駄目な人は駄目。しかし、本質に繋がると以外にもクリーンでとてもパワフルなので、人によって、好き嫌いがはっきり分かれる神社です。
伏見に限らず稲荷神社に参拝するときは、表層の人のエネルギーではなく、もっと奥にある、本来のエネルギーにつながることが大切です。他の神社では、奥というものをあまり意識しなくてもいいのですが、稲荷の場合は、表層に人間の欲望系のエネルギーが沢山あるので、意識的に奥につながるということをしないと、人間の欲のエネルギーを感知してしまい、分離的な欲という気持ち悪いものを受けることになってしまいます。
稲荷というと、キツネというイメージがありますが、キツネはあくまでも神の使い(眷属)であって、キツネを祀っているわけではありません。稲荷はその名前にもあるとおり、稲つまり米作と密接なつながりがあり、元を辿れば自然神です。
稲荷は、京都伏見の伏見稲荷大社と、豊川の豊川稲荷 妙厳寺が有名ですが、実際に行ってみると、伏見稲荷の方が自然神的なのに対して、豊川稲荷の方は仏教という経緯もあると思いますが、外来神(荼枳尼天:ダキニテン)を強く感じますので、同じ稲荷といっても、かなり性格を異にしています。
1.位置
伏見稲荷大社は、京都のJR稲荷駅からすぐ目の前にあります。
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2.拝殿前のニ之鳥居
3.拝殿
大半の人は、この拝殿に参拝します。
4.奉納鳥居
稲荷大社というと、沢山の奉納鳥居が連なっているのが有名ですが、それらは拝殿から、さらに奥の稲荷山の参道にあります。
正式に参拝するのであれば、奉納鳥居をくぐった先にある、御山(稲荷山)の一の峰・二の峰・三の峰が本来の稲荷神社なので、そちらに参拝するのがお勧めで、つまり「お山する」ということです。
稲荷神社は、その成り立ちから、人の想念が強い場所になってしまうのですが、この奉納鳥居が連なっている場所は、想念がさらに強くなります。
そのため、エネルギー的に敏感だと稲荷神社に入れなかったりします。
しかし、それらは神のエネルギーではなく、参拝している人の想念のエネルギーが滞留しているだけです。稲荷神の本質は自然神なので、そこにつながるととてもクリーンでパワフルです。
(公式ページ)
伏見稲荷大社
http://inari.jp/
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