タイヤ交換と玉村八幡宮 [6/2更新終了]

神社技術メモ

ジャダーが出る

ここ最近、高速道路でブレーキを踏むとジャダーが出るようになってきたので、先日のオイル交換の時に見てもらったら、タイヤが終わりつつありそちらが要因と指摘されたので、オイル交換後にブリヂストンのタイヤ屋さんに行ってきました。

ジャダー(judder):「機械が激しく振動する」が元の意味。自動車では、ブレーキを踏んだときに、ハンドルやブレーキペダルなどがガタガタと振動する状態のことを言い、主に中高速域で発生する。主な原因はブレーキローターの偏摩耗だが、CVTだとまれにミッションが原因の事もある。

タイヤ装着から3年が経っており、そろそろタイヤ交換時期でもあるので見てもらったら、かなり肩減りしてました。

上が外側、下が内側なのですが、内側はそろそろカーカスという内部構造が出てきてもおかしく無いくらい減っています。

ダンロップ > タイヤの構造と名称
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/structure.html

カーカスが出るとタイヤバーストになる可能性が非常に高く、タイヤバーストはタイヤの骨格を形成するカーカス層が破裂する状態なのでかなり危険です。

タイヤバースト
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こうなった原因は、前輪駆動の車で、一人乗車が9割以上で、車重バランスが右前方に偏った状態になり、しかも高速道路の走行比率がかなり高いことから来てます。

以前にも同様のケースがありました。この場合は、二人乗り後輪駆動の車なので、右後方タイヤが偏摩耗しています。

車のタイヤがバースト寸前
●右リヤタイヤが大変な状態 いつも通り、行きつけのディーラーにクルマを持ち込んでオイル交換してその日のうちに帰る予定だったのですが、メカニックに見てもらうと右リアタイヤが大変な状態。 写真は右リアタイヤで、白い線が見えますが、これはタイヤの...

この乗り方だと肩減りしてしまうため、こまめなタイヤローテーションが必要ですね。

このタイヤで道路を走るのは危険なので、タイヤ交換しました。

新しいタイヤ

買ったのはSEIBERLING SL201(セイバーリング)というブリヂストン製では一番安いタイヤです。SEIBERLINGブランドのためタイヤ側面にBRIDGESTONE(ブリヂストン)の表記がありません。

タイヤ館 > SEIBERLING(セイバーリング)っていうタイヤって何??
https://www.taiyakan.co.jp/shop/obu/tech/showcase/1176138/

車の運転を考えると、もっといいタイヤの選択肢もあるのですが、そろそろ車の買い替えも視野に入っていることから、安いタイヤにしました。

新しいタイヤは慣らしが必要

新品のタイヤは、保管性を高めるなどの理由から表面が硬い皮膜で覆われています。そのため、この皮膜が摩耗して(一皮剥けるという言い方をする)本来のタイヤ層が出るまでは、タイヤはちゃんとした性能が出ません。

ところが、インターネットのQ&Aサイトなどを見ると、そういうことを知らずに新品のタイヤで走って、「全然だめ」と酷評する書き込みをしている人を見かけます。
タイヤは、100kmぐらい走ってからでないと本来の性能は出ないので、そういう書き込みは明らかに間違っています。

関越道でタイヤ慣らし

タイヤ慣らしとジャダーの確認を行うので、交通量の少ない関越道で行うことにしました。以下は概ねの走行距離とタイヤの感覚。

[0 - 30km]
新品のタイヤなので、グリップ感もあまりしないため、ハンドル操作をしてもヌルヌルとした感覚になります。直進性も難があり、スピードを出すのをためらいます。
グリップ:タイヤが路面を掴む摩擦力のこと。

[30 - 60km]
少し馴染んできた状態ですが、まだグリップ感はあまりありません。

[60 - 80km]
全体的に、タイヤ本来のグリップ感と直進性が出てきたので、高速道路を降ります。

玉村八幡宮

ちょうど高崎玉村ICまで来たので、そこで降ります。
高崎玉村ICからは、倉賀野神社まで約7km、進雄神社まで約4km、玉村八幡宮は約2kmの距離で、玉村八幡宮の方が近いので、こちらに立ち寄ります。

玉村八幡宮は、小さいながらも綺麗な八幡宮で、お勧めです。

随神門

左が手水舎

花手水(手持ちで撮ったので手ぶれしてます)

社殿

向かって右側にある弁財天にも立ち寄ります。

弁財天

セイバーリングの印象

往復で100km以上走ったので、タイヤの慣らしはほぼ終了。
タイヤ本来の性能が出るようになりました。

セイバーリングは、ブリヂストン製の最安値タイヤですが、静粛性に優れ、乗り心地も良い。直進性・カーブでの応答性、グリップ感もそれなりにあります。

タイヤは走れば十分で性能は求めないという人には良いタイヤだと思います。

価格的にも、ブリヂストンの一般的なタイヤであるECOPIAやPlayzが4本工賃込み(185/55R15)で、11-13万円なのに対して、セイバーリングは6万9千円と格安です。
価格なりの性能は十分あると思います。

ジャダーその後

タイヤ交換でジャダーはかなり軽減されましたが、高速でブレーキを踏むと弱くはなったもののまだ出てる状態です。タイヤ屋さんの装着後の無料点検があるので、その時にタイヤに問題がないことを確認してから、ディーラーに持ち込む予定です。

コメント

  1. まもる より:

    こんにちは
    私もセイバーリングです。
    前の車のコンパクトカーから、今のステーションワゴンとも、ずっとです。
    先生の書いてある通り性能はボチボチですが(笑)格安アジアンタイヤのように謎の片減りなどなく、長く履いているとお得だなーって思うタイヤです。

    今の所、ステーションワゴンでタイヤを履いてから一年間で4万キロ走っていますがトラブルもないです。

  2. 八雲 より:

    > まもるさん

    セイバーリング履いてますか!

    コンフォート系(乗り心地重視)のタイヤなので、以前のタイヤと比べると、ハンドルに対する応答性が少し弱い感じがします。
    まぁ、その分速度落として走れば問題ないですが。

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