地名というのは、その土地を表す名称ですから、地名を調べることも大切です。
一般に地名は、その土地の特徴を表すもので、例えば「渋谷」や「四谷」という地名は、そこが谷であるということを表しています。
住むのに適してない場所は「池・沼・窪(久保)・深・谷」などという名称が多いです。
東京では、荻窪駅周辺は「荻」と「窪」という名称が表す通り、「荻」が多い「窪」地でありそもそも人が住むのに適した場所ではありませんでした。
そうやって、地名は人が住みやすい場所であるかどうかを表していました。
ところが、新たに土地開発をするときに、そういった地名ではイメージが悪くなるため、「なんとか丘」といった土地の本来の地形とは関係ない名称を付けられることが多いです。
なので、土地を買うときや家を買うときには、その土地の古い地名を調べておくことが大切です。
古い地名が「池・沼・窪(久保)・深・谷」という地名であるならば、そこを買うのは辞めておいた方が良いです。
土地を見極める他の方法の一つとして、古い街道や社寺、古くからの鉄道路線が通っている所は、地盤が良い場所が多いです。
昔は、土木工事の技術がまだ未熟だったので、そもそも良い土地に街道を引いたり、社寺を立てたり、鉄道を通すということをやってます。
なので、古い街道や社寺、古い鉄道路線がある場所の周辺は地盤の安定している場所が多いです。
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